特許
J-GLOBAL ID:200903074327073477

振動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-040722
公開番号(公開出願番号):特開平10-240353
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、飛行中の固定翼機若しくは回転翼機に発生する振動を低減するための振動低減装置に関する。従来の振動低減装置は、油圧アクチュエータによる補助翼操舵、又はブレードのピッチ角制御により振動を低減するようにしていたため、重量が大きくなり、また容積も嵩ばり設置位置に制限が生じるとともに、応答速度の限界から高周波の振動が低減できないという不具合があった。本発明は、このような不具合を解消できる振動低減装置の提供を課題とする。【解決手段】 本発明は、構造体1中に埋設され、外部から電界負荷により、構造体1を加振、若しくは構造体の減衰力を高めるアクチュエータ機能を備えた機能材8、構造体1に発生している振動を検出する振動検出センサ5、振動検出センサ5からの振動検出信号を入力して、振動を低減する制御信号を出力するコントローラ6と、制御信号に対応した電界を機能材8に負荷し、アクチュエータ機能を発生させる可変電界発生装置7とからなる。これにより、軽量で嵩ばらず、また応答速度に秀れた振動低減装置とすることができる。
請求項(抜粋):
流体中を移動する構造体に埋設され、外部から電界負荷により前記構造体を加振動、若しくは前記構造体の減衰力を高めるアクチュエータ機能を備えた機能材と、流体の作用により前記構造体に発生する振動を検出する振動検出センサと、前記振動検出センサからの振動検出信号を入力して、前記振動を低減する制御信号を出力するコントローラと、前記制御信号に対応する電界を前記機能材に負荷し、前記アクチュエータ機能を発生させる可変電界発生装置とを設けたことを特徴とする振動低減装置。
IPC (3件):
G05D 19/02 ,  B64D 47/00 ,  F16F 15/02
FI (3件):
G05D 19/02 D ,  B64D 47/00 ,  F16F 15/02 A

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