特許
J-GLOBAL ID:200903074327604758

ブラシレス直流モータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-228411
公開番号(公開出願番号):特開平6-078586
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 常に転流制御信号を最適位相に修正し、モータの最適効率を実現できるブラシレス直流モータの駆動装置を提供する。【構成】 モータ電流検出手段CTから受けたモータ電流値と、零に近い零レベル値とを比較して、上記モータ電流値が上記零レベル値を越える毎に、パルス信号を出力する比較回路7を有し、マイクロコンピュータ5は、比較回路7が出力したパルス信号の個数を計数するパルス信号カウンタ8と、モータ電流の絶対値が最大値を取るオン期間の前後で、モータ電流の絶対値が略零になるべきオフ期間に、パルス信号カウンタ8が計数したパルス信号の個数に基づいて、パルス信号の個数を、オン期間の前後のオフ期間で等しくする転流制御信号の位相補正量φを算出する位相補正量算出回路10と、位相補正量算出回路10が算出した位相補正量φに基づいて、転流制御信号の位相を補正する第2タイマ12とを備えている。
請求項(抜粋):
回転子と電機子巻線を有するブラシレス直流モータ(1)の上記電機子巻線の端子電圧から上記回転子の位置を検出する位置検出手段(2)と、インバータ回路(3)と、上記位置検出手段(2)からの位置検出信号に応じて上記インバータ回路(3)に転流制御信号を出力して、上記インバータ回路(3)の通流状態を順次切り換えて上記モータ(1)を駆動する制御手段(5)とを備えたブラシレス直流モータの駆動装置において、上記インバータ回路(3)から上記モータ(1)へ流れるモータ電流を検出するモータ電流検出手段(CT)と、上記モータ電流検出手段(CT)から受けたモータ電流値と、零に近い零レベル値とを比較して、上記モータ電流値が上記零レベル値を越える毎に、パルス信号を出力する比較器(7)とを有し、上記制御手段(5)は、上記比較器(7)が出力したパルス信号の個数を計数するパルス信号計数手段(8)と、上記モータ(1)の電機子巻線へのモータ電流の絶対値が最大値を取るオン期間の前後で、上記モータ電流の絶対値が略零になるべきオフ期間に上記パルス信号計数手段が計数したパルス信号の個数に基づいて、パルス信号の個数をオン期間の前後のオフ期間で等しくする転流制御信号の位相補正量を算出する位相補正量算出手段(10)と、上記位相補正量算出手段(10)が算出した位相補正量に基づいて、上記転流制御信号の位相を補正する位相補正手段(12)とを備えたことを特徴とするブラシレス直流モータの駆動装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-123979
  • 特開平1-305367

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