特許
J-GLOBAL ID:200903074333469242
フィルタ処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-205484
公開番号(公開出願番号):特開平11-041467
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 画像データなどのフィルタ処理結果を制限範囲内に納める修正処理において、フィルタ処理結果に階調が残るようにする。【解決手段】 フィルタ処理装置の構成を、入力信号をフィルタ処理するフィルタ処理手段1と、フィルタ処理手段1の出力が制限範囲内かどうか判定する判定手段2と、フィルタ処理手段1の出力を修正する制限処理手段3とを備えた構成とする。フィルタ処理手段1のフィルタ処理結果が制限範囲外である場合、直前のフィルタ処理結果修正値と制限範囲の上限値(下限値)との差、および直前のフィルタ処理結果修正値とデータ最大値(最小値)との差を求め、2つの差の比に基づいて、フィルタ処理結果を制限範囲内に修正して、フィルタ処理結果修正値として出力する。フィルタ処理結果が連続して制限範囲外になっても、フィルタ処理結果修正値は漸近的に上限値(下限値)に近づくので、フィルタ処理結果修正値に階調を残して制限範囲内に納めることができる。
請求項(抜粋):
固定ビット幅の信号線で入出力を行ない、データ値の制限範囲が決まっているデータ処理装置のフィルタ処理装置において、入力信号をフィルタ処理するフィルタ処理手段と、前記フィルタ処理手段のフィルタ処理結果が前記制限範囲の上限値を超えているか前記制限範囲内にあるか前記制限範囲の下限値を下回っているかのいずれであるかを判定する判定手段と、直前のフィルタ処理結果修正値と前記上限値との第1差および前記直前のフィルタ処理結果修正値とデータ最大値との第2差を求め、前記第1差と前記第2差の比に基づいて前記フィルタ処理結果を前記制限範囲内に修正する上限修正手段と、前記直前のフィルタ処理結果修正値と前記下限値との第3差および前記直前のフィルタ処理結果修正値とデータ最小値との第4差を求め、前記第3差と前記第4差の比に基づいて前記フィルタ処理結果を前記制限範囲内に修正する下限修正手段と、前記フィルタ処理結果が前記上限値を超えている場合には、前記上限修正手段の出力を選択し、前記フィルタ処理結果が前記下限値を下回っている場合には、前記下限修正手段の出力を選択し、前記フィルタ処理結果が前記制限範囲内にある場合には、前記フィルタ処理結果を選択してフィルタ処理結果修正値とする制限処理手段とを備えたことを特徴とするフィルタ処理装置。
IPC (3件):
H04N 1/407
, G06T 5/20
, H04N 1/405
FI (3件):
H04N 1/40 101 E
, G06F 15/68 400 A
, H04N 1/40 B
前のページに戻る