特許
J-GLOBAL ID:200903074343192672

電波不感帯の軽減方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-027359
公開番号(公開出願番号):特開平9-200098
出願日: 1996年01月22日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 漏洩同軸ケーブルに生ずる不感領域で受信するには長い受信アンテナが必要となり、携帯性が劣り、車等に装備する場合には移動の際、周囲に接触する等の危険を避けるため、その取り付け場所が制限されるという課題あった。さらに、設置された周囲の環境により漏洩した電波の反射波等によるマルチパスにより良好な受信が得られない課題がある。【解決手段】 漏洩同軸ケーブルを用いた無線通信システムにおいて、漏洩同軸ケーブルの一端を同軸ケーブルに接続し、この同軸ケーブルを円弧状に曲げ、その他端を他の漏洩同軸ケーブルの一端に接続することにより、2本の漏洩同軸ケーブルを平行に配置することにより、漏洩同軸ケーブルの電界強度の弱い部分と対向する他の漏洩同軸ケーブルの部分が電界強度が強い部分となるように配置する方法とした。
請求項(抜粋):
漏洩同軸ケーブルの電波不感帯の軽減方法において、漏洩同軸ケーブルAの一端を同軸ケーブルに接続し、該同軸ケーブルを曲げて該同軸ケーブルの他端を漏洩同軸ケーブルBの一端に接続することにより前記漏洩同軸ケーブルAとBを平行に配置し、該漏洩同軸ケーブルAに生ずる電界強度の弱い部分と、該電界強度が弱い部分と対向する前記漏洩同軸ケーブルBの位置が電界強度が強い部分となるように前記漏洩同軸ケーブルA及びBを配置し、さらに前記漏洩同軸ケーブルBの他端に終端器を接続したことを特徴とする漏洩同軸ケーブルの電波不感帯の軽減方法。

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