特許
J-GLOBAL ID:200903074343906381

内燃機関の触媒劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-089097
公開番号(公開出願番号):特開平8-284649
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】診断領域内における触媒劣化診断の精度を向上させる。【構成】触媒の上流側と下流側とにそれぞれ酸素センサを設け、これらの酸素センサに基づいて空燃比フィードバック制御を行なう。一方、前記空燃比フィードバック制御中における両酸素センサの出力反転比Xに基づいて触媒の劣化診断を行う。ここで、所定の診断領域内(S2)に入ってから初期N回における反転比Xの算出結果を用いずに(S7)、前記N回後に算出された3個の反転比Xの平均値Xavを求め(S8)、この平均値Xavに基づいて劣化診断を行わせる(S9〜S11)。
請求項(抜粋):
機関の排気通路に設けられた排気浄化触媒と、該排気浄化触媒の上流側及び下流側にそれぞれ設けられ、排気中の酸素濃度に感応して出力値が変化する第1及び第2の酸素センサと、少なくとも前記第1の酸素センサの出力値に基づいて機関吸入混合気の空燃比を目標空燃比に近づける方向に機関への燃料供給量をフィードバック制御する空燃比フィードバック制御手段と、を備えてなる内燃機関において、前記空燃比フィードバック制御手段によるフィードバック制御中に、前記上流側の第1酸素センサと前記下流側の第2酸素センサとの出力反転比を所定の演算周期毎に演算する反転比演算手段と、前記排気浄化触媒の劣化診断を行う所定の運転領域を検出する診断領域検出手段と、該診断条件検出手段で検出される所定の運転領域内において前記反転比演算手段で所定の演算周期毎に演算された時系列的な複数の反転比のうち、初期の所定数以降の反転比に基づいて前記排気浄化触媒の劣化を診断する劣化診断手段と、を含んで構成された内燃機関の触媒劣化診断装置。
IPC (3件):
F01N 3/20 ZAB ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14
FI (3件):
F01N 3/20 ZAB C ,  F02D 41/14 310 K ,  F02D 41/14 310 F

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