特許
J-GLOBAL ID:200903074350671799

環式骨格を有する(メタ)アクリル酸エステルの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-323373
公開番号(公開出願番号):特開2001-192355
出願日: 2000年10月23日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】【課題】 不純物含量の少ない高品質の環式骨格を有する(メタ)アクリル酸エステルを効率よく製造する。【解決手段】 環式骨格を有する(メタ)アクリル酸エステルの製造法は、下記式(1a)、(1b)、(1c)、(1d)、(1e)、(1f)又は(1g)【化1】(式中、R1はメチル基、ヒドロキシル基等を示し、R2は水素原子、メチル基等を示し、R3はメチル基等を示す。nは0〜3の整数、mは0〜5の整数を示す。式中に示される環にはオキソ基が結合していてもよい)で表される環式骨格を有するアルコールと(メタ)アクリル酸等とから、対応する(メタ)アクリル酸エステルを製造する方法であって、前記反応の反応生成物を、(i)少なくとも芳香族炭化水素を含む溶媒、(ii)脂肪族炭化水素とエステルとの混合溶媒、及び(iii)水と水混和性溶媒との混合溶媒から選択された溶媒を用いた晶析に付す晶析工程を少なくとも含む。
請求項(抜粋):
下記式(1a)、(1b)、(1c)、(1d)、(1e)、(1f)又は(1g)【化1】(式中、R1は環に結合した置換基であって、メチル基、ヒドロキシル基又は(メタ)アクリロイルオキシ基を示し、R2は水素原子、メチル基又はエチル基を示し、R3はメチル基又はエチル基を示す。nは0〜3の整数、mは0〜5の整数を示す。式中に示される環にはオキソ基が結合していてもよい)で表される環式骨格を有するアルコールと(メタ)アクリル酸又はその反応性誘導体とから、対応する下記式(2a)、(2b)、(2c)、(2d)、(2e)、(2f)又は(2g)【化2】(式中、Rは水素原子又はメチル基を示す。R1、R2、R3、n及びmは前記に同じ)で表される環式骨格を有する(メタ)アクリル酸エステルを製造する方法であって、前記式(1a)〜(1g)で表される環式骨格を有するアルコールと(メタ)アクリル酸又はその反応性誘導体との反応生成物を、(i)少なくとも芳香族炭化水素を含む溶媒、(ii)脂肪族炭化水素とエステルとの混合溶媒、及び(iii)水と水混和性溶媒との混合溶媒から選択された溶媒を用いた晶析に付す晶析工程を少なくとも含む環式骨格を有する(メタ)アクリル酸エステルの製造法。
IPC (7件):
C07C 67/52 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/54 ,  C07D307/33 ,  C07D307/93 ,  C07D493/08 ,  C07B 61/00 300
FI (7件):
C07C 67/52 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/54 B ,  C07D307/93 ,  C07D493/08 C ,  C07B 61/00 300 ,  C07D307/32 Q
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表昭57-500785

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