特許
J-GLOBAL ID:200903074355138932

油圧緩衝器のバルブ構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-244708
公開番号(公開出願番号):特開平11-063077
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 悪路走破性を向上させるために高ピストン速度域での減衰力を高く設定できる一方、道路の継ぎ目を通過する時などの乗り心地を悪化させないために、中速域の減衰力がつられて上昇しないようなショックアブソーバのバルブ構造を提供すること。【解決手段】 上部室Aからピストン107の内周ポート107Aを経てピストン下面の開口窓107Dに至る第1通路に、ピストンロッド101の下端外面に開口する横穴101B及びピストンロッドの中空孔101Cを経て迂回させた第2通路を付設する一方、当該第2通路の横穴101Bの外面には、下方からはストッパ126に支持されたサポートスプリング125によって付勢されるとともに、上方からはリバウンドクッション121の圧縮荷重を支持するリバウンドスプリング123を介して挟持されるシャッタ124を上下動自在に嵌挿することにより、リバウンドクッションの圧縮荷重に応動して、前記第2通路を開閉すること。
請求項(抜粋):
ピストンロッドの下端部に組付けられシリンダ内を上部室及び下部室に区画するとともに、シリンダ内を摺動自在に案内されて伸長側減衰力を発生するピストンバルブを有する油圧緩衝器において、上部室からピストンの内周ポートを経てピストン下面の開口窓に至る第1通路に、ピストンロッドの下端外面に開口する横穴及びピストンロッドの中空孔を経て迂回させた第2通路を付設する一方、当該第2通路の横穴の外面には、下方からはストッパに支持されたサポートスプリングによって付勢されるとともに、上方からはリバウンドクッションの圧縮荷重を支持するリバウンドスプリングを介して挟持されるシャッタを上下動自在に嵌挿することにより、リバウンドクッションの圧縮荷重に応動して、前記第2通路を開閉することを特徴とする油圧緩衝器のバルブ構造。

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