特許
J-GLOBAL ID:200903074357184958

信号分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-039636
公開番号(公開出願番号):特開2000-242624
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 原信号の確率分布が未知である場合や変化する場合であっても、正しく観測信号から原信号を分離抽出する。【解決手段】 統計的独立な原信号s1k,s2kが混合過程Aにより混合され、センサ部16a,16bによって観測信号x1k,x2kがそれぞれ観測される。信号分離部18では、観測信号x1k,x2kを各成分とする観測信号ベクトルに信号分離行列Wを掛け、推定信号s1k’,s2k’を各成分とする推定信号ベクトルを生成する。推定信号s1k’,s2k’は、非線形関数演算部30a,30bにて非線形関数g1,g2に代入演算され、中間信号y1k,y2kに変換される。分離行列更新部20では、結合エントロピーH(y1,y2)を最大化するよう信号分離行列Wを更新する。この際、非線形関数更新部28では非線形関数g1,g2の形状を周辺エントロピーH(y1),H(y2)を最大化するよう適宜更新する。
請求項(抜粋):
それぞれがN個の統計的独立な原信号sp(p=1〜N)を混合してなる観測信号xq(q=1〜M;M≧N)を検出するM個の信号検出手段と、観測信号xqを成分とする観測信号ベクトルに信号分離行列を乗算して推定信号sr’(r=1〜N)を成分とする推定信号ベクトルを生成する信号分離手段と、前記推定信号sr’が互いに統計的独立となるよう前記信号分離行列を更新する学習手段と、を含む信号分離装置において、前記学習手段は、1変数の非線形関数gr(r=1〜N)に、対応する推定信号sr’を代入して得られるN個の中間信号yr(r=1〜N)の結合エントロピーH(y1,y2,...,yN)を最大化するよう、前記分離行列を更新する行列更新手段と、前記中間信号yr(r=1〜N)の周辺エントロピーH(yr)を最大化するよう、推定信号sr’の値に基づいて前記非線形関数grの関数形状を更新する関数更新手段と、を含むことを特徴とする信号分離装置。
IPC (3件):
G06F 15/18 560 ,  G10L 15/16 ,  G10L 21/02
FI (3件):
G06F 15/18 560 G ,  G10L 3/00 539 ,  G10L 3/02 301 F
Fターム (1件):
5D015EE00

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