特許
J-GLOBAL ID:200903074359871073

可撓性膜堰

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251331
公開番号(公開出願番号):特開平10-096225
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 可撓性膜を固定する取付けベースの幅寸法を小さくし、併せて、膨張姿勢の可撓性膜の端部分での水等の堰止めレベルを高める。【解決手段】 一定幅の可撓性膜3を、それぞれの両側端および両端部で、据付面2に気密もしくは水密に固定してなる可撓性膜堰である。前記据付面2を、可撓性膜3の中央部分を含む大部分を固定する河床面部4と、その可撓性膜3のそれぞれの端部分を固定するそれぞれの上向き法面部5とで構成し、各上向き法面部5の、可撓性膜3の端部と対応する位置に、可撓性膜3の余剰長さを吸収する凹凸面部6を設けて、前記可撓性膜3の両側端をそれらのの全長に渡って平面視で相互に平行ないしは先細りに固定する。
請求項(抜粋):
一定幅の可撓性膜を、それの両端部で、据付面に気密もしくは液密に固定してなり、それらの両者間へ空気又は/及び水の供給によって、可撓性膜の膨縮変形をもたらす可撓性膜堰であって、前記据付面を、可撓性膜のそれぞれの両側部を固定する河川の河床面部と、その可撓性膜のそれぞれの両端部における両側部と両先端部とを固定するそれぞれの上向きの法面部とで構成し、前記法面部の、可撓性膜の両端部と対応する位置の少なくとも一部分に、可撓性膜の余剰長さを吸収する凹凸面部を設け、前記前記法面部に相応する両端部を、平面視で河川幅外方向に相互に平行ないしは先細りに切断された前記可撓性膜を前記凹凸面部に固定してなることを特徴とする可撓性膜堰。

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