特許
J-GLOBAL ID:200903074360335665

電解水生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-081733
公開番号(公開出願番号):特開平9-271773
出願日: 1996年04月03日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 流路切換弁を通して導出される電解水の導出路の一方に絞り弁を設けても、電解槽内に滞留した残水を完全に短時間で排出できるようにする。【解決手段】 電解槽20で生成された各イオン水を流出させる排出管31,32と、これらの各排出管31,32に接続される流路切換弁V3と、流路切換弁V3に接続される各導出管33,34と、導出管34に導出されるイオン水の流量を制限する絞り弁34bを備え、電解槽20の駆動が停止されたときに流路切換弁V3が一方の切換状態にあるときに排水弁V2を開いて電解槽20内の残水を排水管13より予め設定した第1の時間だけ排水した後、流路切換弁V3を他方の切換状態にして電解槽20内の残水を排水管13より予め設定した第2の時間だけ排水させる。
請求項(抜粋):
隔膜により区画された一対の液室内にそれぞれの電極を収容し、同液室内に収容されたそれぞれの電極に所定の直流電圧を印加することにより、流入口に供給される処理水を電解してアルカリ性イオン水と酸性イオン水を生成して各流出口から流出させる電解槽を備えるとともに、前記それぞれの電極に印加する直流電圧の極性を切換える印加電圧極性切換手段を備えてなる電解水生成装置であって、前記電解槽の前記流入口に処理水を給水する給水手段と、前記給水手段の一部に接続されるとともに排水管に接続されて前記処理水の給水時に閉じられる排水弁と、前記電解槽で生成されたアルカリ性イオン水あるいは酸性イオン水を流出させる流出口に接続される第1排出管と、前記電解槽で生成された酸性イオン水あるいはアルカリ性イオン水を流出させる流出口に接続される第2排出管と、前記第1排出管および第2排出管より排出されるアルカリ性イオン水あるいは酸性イオン水を所望の場所に導出する第1導出管と、前記第2排出管および第1排出管より排出される酸性イオン水あるいはアルカリ性イオン水を所望の場所に導出する第2導出管と、前記第1導出管および前記第2導出管のどちらか一方にこれらに導出されるイオン水の流量を制限する流量制限手段を備えるとともに、前記第1排出管および第2排出管に接続するとともに前記第1導出管および第2導出管に接続されて、前記第1排出管を前記第1導出管に連通させるとともに前記第2排出管を前記第2導出管に連通させる第1切換状態と、前記第1排出管を前記第2導出管に連通させるとともに前記第2排出管を前記第1導出管に連通させる第2切換状態とを有してこれらの各切換状態を選択的に切換える流路切換手段とを備え、前記電解槽への前記処理水の給水が停止されたときに前記流路切換手段が一方の切換状態にあるときに前記排水弁を開いて同電解槽内の残水を前記排水管より予め設定した第1の時間だけ排水した後、前記流路切換手段を他方の切換状態にして同電解槽内の残水を前記排水管より予め設定した第2の時間だけ排水するようにしたことを特徴とする電解水生成装置。

前のページに戻る