特許
J-GLOBAL ID:200903074367053100

押出機の押出量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297544
公開番号(公開出願番号):特開平8-150655
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 静的押出量及び動的押出量を測定して、ダイヘッド部における正確な押出量を測定する。【構成】 ホッパ11に投入された高分子材料を溶融してシリンダ12を介してダイヘッド部15に押し出す押出機10において、計量センサ20で検出された材料流量より演算部26が静的押出量を算出するとともに、熱センサ21,22、回転センサ24、圧力センサ23,25で検出された材料温度、シリンダ温度、スクリュ回転数、シリンダ内及びダイヘッド内の樹脂圧力の変化量を変数として、自己回帰外生モデルに基づいて演算部27が動的押出量を算出し、静的押出量及び動的押出量とから演算部28が実際の押出量を求める。
請求項(抜粋):
ホッパに投入された高分子材料を溶融してシリンダを介してダイヘッドに押し出す押出機において、前記ホッパに投入される高分子材料の投入量を検出する投入量検出手段と、前記材料の温度を検出する第1の温度検出手段と、前記シリンダの温度を検出する第2の温度検出手段と、前記シリンダ内に設けられたスクリュの回転数を検出する回転数検出手段と、前記シリンダ内の高分子材料の圧力を検出する第1の圧力検出手段と、前記ダイヘッド内の高分子材料の圧力を検出する第2の圧力検出手段と、前記検出された投入量に基づいて平均押出量を算出する第1の算出手段と、前記検出された材料温度、シリンダ温度、スクリュ回転数、シリンダ内及びダイヘッド内の高分子材料圧力の変化量に基づいて微小時間押出量を算出する第2の算出手段と、前記算出された平均押出量及び微小時間押出量に基づいて押出機の実際の押出量を算出する第3の算出手段とを備えたことを特徴とする押出機の押出量測定装置。

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