特許
J-GLOBAL ID:200903074368271275

極低窒素鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-305632
公開番号(公開出願番号):特開平6-145769
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、溶鋼に減圧・真空処理を施して、短時間に極低濃度まで効率的かつ経済的に脱窒処理する方法を提供する。【構成】 循環型真空槽を、溶鋼を収容した取鍋上部に設置して、取鍋内溶鋼の一部を該真空槽に導入して溶鋼の脱窒精錬を実施するに当り、大気圧と取鍋内溶鋼表面直上の圧力との差を0.2〜2.0atmの範囲に制御し、かつ真空槽内圧力を200mmHg以下に排気する。更に、脱窒効果を向上させるために、真空槽内部の溶鋼にArガスを吹込むと同時に誘導加熱・攪拌を併用することを特徴とする。
請求項(抜粋):
循環型減圧・真空槽を、溶鋼を収容した取鍋上部に設置して、取鍋内溶鋼の一部を該減圧・真空槽に導入して脱炭させながら溶鋼の脱窒精錬を実施するに当たり、大気圧と、取鍋内溶鋼表面直上の圧力との差を0.2〜2.0(atm)の範囲に制御し、槽内圧力を200mmHg以下に排気し、脱炭速度あるいは単位時間当たりに換算した溶鋼の脱炭量を0.005mass%/min以上とし、かつ溶鋼の酸素濃度[O]を0.030mass%以下に制御し、溶鋼の炭素濃度[C]を0.010mass%以上に保持しつつ、溶鋼に酸化性ガスを直接吹込むことを特徴とする極低窒素鋼の溶製方法。
IPC (4件):
C21C 7/10 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/068

前のページに戻る