特許
J-GLOBAL ID:200903074386203384

煙突ライニングの劣化検出方法及び煙突ライニングの劣化監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-153538
公開番号(公開出願番号):特開2001-330552
出願日: 2000年05月24日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 通煙を止めることなく且つ高所作業をすることなく、煙突ライニングの劣化状況を適宜且つ簡易に推定する。【解決手段】 例えばコアリング等による化学分析結果としてのライニングのペーハー値及び所定の期間中にライニング内部が露点以下になる時間の積算値が、ライニングの劣化要因となる中性化の指標となること、これらのライニングのペーハー値と積算値には相関関係があることに着目し、煙突建設時或いは煙突建設後の特定時期にライニングのペーハー値を、この時期からN1期間経過後にライニングのペーハー値を各々計測する一方で、N1期間連続してライニングの温度を計測し当該ライニング内部が露点以下になる時間の積算値を求めて、両ペーハー値及び積算値に基づいて、ライニングの劣化に関する係数を求め、その後にライニング内部が露点以下になる時間の積算値及び係数に基づいて、その後のライニングの劣化状況を推定する。
請求項(抜粋):
煙突建設時或いは煙突建設後の特定時期に、煙突筒身外板内側に施されたライニングのペーハー値pH1を、この時期からN1期間経過後に前記ライニングのペーハー値pH2を、各々計測する一方で、前記N1期間連続して前記ライニングの温度を計測し当該ライニング内部が露点t0以下になる時間の積算値H1を求め、前記両ペーハー値pH1,pH2及び前記積算値H1に基づいて前記ライニングの劣化に関するライニング劣化係数を求めて、その後の前記ライニングの劣化状況を、その後に前記ライニング内部が露点t0以下になる時間の積算値及び前記ライニング劣化係数に基づいて推定することを特徴とする煙突ライニングの劣化検出方法。
Fターム (8件):
2G050AA04 ,  2G050BA04 ,  2G050BA06 ,  2G050BA10 ,  2G050EA01 ,  2G050EB02 ,  2G050EB03 ,  2G050EC10

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