特許
J-GLOBAL ID:200903074396629584

アナログニューラルネットワーク学習回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-295430
公開番号(公開出願番号):特開平8-153148
出願日: 1994年11月29日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 積分回路を用いずオフセットの影響を受けにくいアナログニューラルネットワーク学習回路を提供する。【構成】 同一時刻には、高々1つのパルスだけが発生している複数のパルス信号を重みあるいは閾値出力値に重畳し、得られた誤差信号を上記のパルス信号の1つが発する時間に同期して、誤差信号をラッチし、全てのパルス信号が発生していない場合の誤差信号との差分を求めることにより、このパルス信号に対応した重みあるいは閾値の変化に伴うエネルギー関数の変化分を直接求める。パルス信号を1周期出力する期間、入力信号、及びこれに対する教師信号を保持することによって、入力信号に対するエネルギー関数の変化分が求められる。さらに、全ての入力信号に対して、対応するエネルギー関数の変化分を求め、その結果に基づいて対応する重みあるいは閾値を修正する。
請求項(抜粋):
複数のニューラルネットワーク入力ポート、少なくとも1つのニューラルネットワーク出力ポート、入力される信号に対して重み付け加算や非線形処理を行なう複数の処理エレメント、該処理エレメントを相互に接続する複数の結線エレメントと、該ニューラルネットワークにおいて学習すべき入力信号を発生させる入力信号発生手段と、該入力信号に対応した教師信号を発生させる教師信号発生手段と、該ニューラルネットワークの学習時にニューラルネットワークの出力信号と、該教師信号を比較して誤差信号を発生する差信号発生手段とを含むニューラルネットワークに接続される学習回路において、クロック信号に同期した複数のパルス信号であり、かつ同一時刻には該複数のパルス信号の中から1つのパルス信号のみを出力するパルス信号発生手段と、該誤差信号発生手段の出力を該パルス発生手段により出力された該パルス信号に同期して、該誤差信号発生手段の出力を保持する保持手段と、該保持手段の出力信号に応じて該ニューラルネットワークの重みあるいは閾値入力を変更するパラメータ制御手段と、該ニューラルネットワークへの入力信号および教師信号は少なくとも該複数のパルス信号のすべてを出力するのに要する時間の間はそれぞれの値を保持し、該複数のパルス信号の出力の開始と該ニューラルネットワークへの入力信号の切り替えとを同期させる同期手段とを含むことを特徴とするアナログニューラルネットワーク学習回路。
IPC (3件):
G06G 7/60 ,  G06F 15/18 520 ,  G11C 11/54

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