特許
J-GLOBAL ID:200903074397995134

放射性同位元素の輸送方法及び輸送容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-103776
公開番号(公開出願番号):特開2000-292591
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】輸送時間に比べて半減期が短い放射性同位元素の輸送容器において、輸送開始時において線量の許容値を満足するのに必要な遮蔽体のうち、輸送中における放射能の減衰により不要となる遮蔽体を分離除去して遮蔽体を軽量化し、単位輸送手段当たりの輸送量の増大を図る。【解決手段】輸送容器は複数層から成り、層間の線量を確認する手段を有する。標識薬剤が封入された容器101は、第一層遮蔽体容器胴体211,212及び第二層遮蔽体221,222からなる輸送容器に内蔵される。輸送中における放射能の減衰に伴い、第一層遮蔽容器外側表面における線量率は減少する。この第一層遮蔽容器外側表面における線量率が許容値を下回ったことを二重扉301,302内に挿入した線量計401により確認した後に、第二層を分離除去する。
請求項(抜粋):
複数層の遮蔽体からなる放射性同位元素の輸送容器の外層を輸送途中で分離除去することを特徴とする放射性同位元素の輸送方法。

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