特許
J-GLOBAL ID:200903074401258638

脱硝制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346911
公開番号(公開出願番号):特開平6-205935
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 タービンの負荷変化を的確に判断する必要がなく、かつガスービンの状態変化にかかわらず常に良好な制御性能を保つことを可能とする。【構成】 アンモニア流量124、排ガス流量125および脱硝装置入口予測NOx 濃度128に基づいてNOx 濃度に対するアンモニア濃度の予測モル比129を算出する予測モル比演算系と、NOx 濃度検出値101の設定値100との偏差103および水噴射流量変化率122に基づいてファジー推論によりモル比操作信号133を求める第1のファジー制御器134と、モル比操作信号133を積分してモル比設定値135を出力する積分器136と、予測モル比129の設定値135との偏差137およびその変化率139に基づいてファジー推論により弁開度操作信号143を出力する第2のファジー制御器144と、弁開度操作信号143を積分して制御信号115を出力する積分器145とを設ける。
請求項(抜粋):
ガスタービンの排ガスにアンモニアを注入し化学反応により窒素酸化物を除去する脱硝装置のこのアンモニアの注入量を増減することによって前記排ガス中の窒素酸化物濃度を制御する脱硝制御装置において、前記ガスタービンの状態量の検出値から算出される脱硝装置入口窒素酸化物濃度の予測値、前記脱硝装置に注入されるアンモニア流量および前記排ガス流量に基づいて、脱硝装置入口窒素酸化物濃度に対するアンモニア濃度の比であるモル比を求め、モル比予測信号として出力する予測モル比演算系と、脱硝装置出口窒素酸化物濃度の検出値と設定値との差である窒素酸化物濃度偏差信号および前記ガスタービンの燃焼器への水噴射流量を示す水噴射流量信号または2段燃焼器のメインノズルの燃料流量比を示す燃料流量比信号を入力し、目標とすべき前記モル比を求めて、モル比設定信号として出力するモル比設定系と、このモル比設定系からのモル比設定信号と前記予測モル比演算系からのモル比予測信号との差であるモル比偏差信号を入力し、前記アンモニア注入量を算出してアンモニア流量調整弁の制御信号を出力するモル比制御系とを有することを特徴とする脱硝制御装置。
IPC (8件):
B01D 53/34 129 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01J 12/00 ,  F01N 3/08 ZAB ,  G05B 13/02 ,  G05D 7/06 ,  G05D 21/00 ZAB ,  G05D 21/02 ZAB

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