特許
J-GLOBAL ID:200903074402376030

高層コンクリート構造物の構築工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-224974
公開番号(公開出願番号):特開平6-057955
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 現場での建設工程、あるいは高層部への資材の運搬等が不要とし、安全にかつ容易に施工するようにする。【構成】 基礎床盤2上に、多数のレール3,3’を併設し、各レール3,3’上に昇降ジャッキ5を載置した移動台車4を載せ、構築する構造物1を上下に多数段に分割した形状のPCブロックを2台の移動台車4の昇降ジャッキ5に載せ、所定の位置まで走行移動させ、各PCブロック同士を順次接合一体化した後、各昇降ジャッキを同時に伸長作動して前記一体化したPCブロックを上昇させ、2基の昇降ジャッキ5を台車4と共に後退移動させ、昇降ジャッキ5,5上に、次段の組み合わせであるPCブロックを載せて前進走行し、このPCブロック6を先行段の隣接PCブロックの下方に搬入して相互を上下に接合一体化し、順次同様に次段の工程を繰り返す。
請求項(抜粋):
構造物を構築するコンクリート基礎床盤上に、構造物設置部の中央部を中心としてこれに向かって多数のレールを互いに近接して併設し、各レール上に昇降ジャッキを載置した移動台車を載せ、構築する構造物を上下に多数段に分割し、さらに各分割した各段部を複数に縦割りした形状のPCブロックを、それぞれその組み合わせ形状に倣ってこれに相応する位置の隣接する2台の移動台車の昇降ジャッキに載せ、この移動台車と共に前記構造物設置部の中央部に向かって所定の位置まで走行移動させ、各PCブロック相互を組み合わせて隣接するPCブロック同士を順次接合一体化した後、各昇降ジャッキを同時に伸長作動して前記一体化したPCブロックを上昇させ、この状態で任意の位置において隣接するPCブロックの境界部の下方に隣接している2基の昇降ジャッキを台車と共に後退移動させ、この後退した隣接する2台の台車の昇降ジャッキ上に、次段の組み合わせであるPCブロックを載せて前進走行し、このPCブロックを前記先行段の隣接PCブロックの下方に搬入して相互を上下に接合一体化し、順次同様に次段のPCブロックを搬入して縦横の接合面において接合一体化する工程を繰り返すことを特徴とする高層コンクリート構造物の構築工法。
IPC (6件):
E04G 21/14 ,  E04B 1/02 ,  E04B 1/16 ,  E04B 1/35 ,  E04H 12/12 ,  E01D 11/00

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