特許
J-GLOBAL ID:200903074418987102

減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 定次 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-240289
公開番号(公開出願番号):特開平6-094092
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】摩擦抵抗や騒音が少なく、伝達効率の良い軸受構成とした、コンパクトで製作性、経済性において優れ、一段で高い減速率が確保できるところの減速装置を提供することにある。【構成】公転差のある二対の遊星転動子機構部を形成したことを前提として、入力軸1の回転によって入力側内輪3と出力側内輪4とを一体回転させると、入力側外輪8が固定されているため、入力側転動子9は自転しながら入力回転と同方向に公転する所謂遊星回転をし、この公転によって入力側転動子9の支軸10aを支持する入力側支持サブプレート11と支持プレート2とを一体回転させる。そして出力側内輪4により回転する出力側転動子13の自転を支持する支軸10bが、出力側支持サブプレート14と前記支持プレート2と一体回転するから、入力側転動子9の公転と出力側転動子13の公転の差だけ、回転自由な出力側外輪12が回転し、出力軸5を減速回転させることになる構造。
請求項(抜粋):
入力軸1に対して回転自在に支持された支持プレート2の両側に、入力軸1に固定された入力側内輪3と出力側内輪4を設け、前記入力軸1の先端部を出力軸5の中心部の先端軸受6に支持させるとともに入力側内輪3とケース本体7に固定された入力側外輪8との間へ介在させた複数の入力側転動子9とによって前記入力軸1を支持させ、また入力側転動子9が回転自在の支軸10aを、前記支持プレート2に一体の入力側保持器25と入力軸1に支持させた入力側支持サブプレート11に支持させ、さらに前記出力軸5の一端部に出力側外輪12を固定して前記出力側内輪4との間に複数の出力側転動子13を介在させ、該出力側転動子13の支軸10bを、前記支持プレート2と一体の出力側保持器26と入力軸1に支持させた軸端部の出力側支持サブプレート14に支持させて、入、出力側支持サブプレート11、14と支持プレート2とを固定一体化させ、また出力軸5をケース本体7に固定された軸受フランジ15に保持される出力軸軸受ベアリング16に支持させて、前記入力軸1の回転を、前記入力側転動子9と出力側転動子13の公転差により出力軸5へ差動伝達するようにしたことを特徴とする減速装置。

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