特許
J-GLOBAL ID:200903074420036468

画像認識による計測方法および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336234
公開番号(公開出願番号):特開平11-175723
出願日: 1997年12月08日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 乱反射のある任意形状の計測対象の等濃度線や輪郭をソフトウェア処理で低コスト、高速、安定に抽出する画像認識による計測方法を提供する。【解決手段】 外部モデル/内部モデルを選択し、抽出等濃度線等の濃度を指定し、対象画像に対し境界要素をつないだ境界要素リングを設定する。対象物境界では境界上の濃度Pが境界内部に作用し、指定濃度Poが境界外部に作用するものと考える。境界を浸透膜とすると、外部と内部の濃度差P-Poから浸透圧φ=-κ(P-Po)が生じ、低濃度から高濃度側へ流束q=δφ/δnが生じ浸透が起り、浸透膜がu∝-qだけ変位する。このモデルを境界要素法の方程式Hφ=Gqで定式化し、逆行列演算で流束q=G-1Hφの解を得て、境界要素をuだけ変位させる。境界要素上で前記濃度PoとPが平衡したところで浸透圧がなくなり、浸透膜の変位が終わる。この浸透膜が指定濃度の等濃度線となる。
請求項(抜粋):
濃淡画像上の対象物の等濃度線または形状輪郭に対応づけて伸縮性のある膜状の境界リングを初期に設置し、前記境界リングの内側と外側のうちいずれか一方側に濃淡画像の濃度分布を作用させ、前記境界リングの内側と外側のうちいずれか他方側に指定濃度を作用させ、内外濃度差がなくなる平衡状態の方向に境界を変位させて指定濃度の等濃度線の輪郭を得ることを特徴とする画像認識による計測方法。
IPC (4件):
G06T 7/00 ,  G01B 11/24 ,  G01N 21/88 ,  G06T 9/20
FI (4件):
G06F 15/62 400 ,  G01B 11/24 Z ,  G01N 21/88 F ,  G06F 15/70 335 Z

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