特許
J-GLOBAL ID:200903074422384757

シアン含有廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-093853
公開番号(公開出願番号):特開平8-290176
出願日: 1995年04月19日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】付加的な処理を要せずに、シアン含有廃水中のシアンを完全に且つ安価に分解し得る新たな技術を提供する。【構成】シアン含有廃水を最終処理液との熱交換により150°Cに加熱後、第一反応塔5内にて、廃水が液相を維持する圧力に保ちつつ、廃水中のシアン化合物等を分解するに必要な理論酸素量未満の酸素の存在下に湿式酸化処理して、生成したスラッジおよび/または金属成分を第一反応塔から除去する。得られた処理液の残余に硫黄化合物を加え、第二反応塔14内において、金属を活性成分とする触媒の存在下且つ処理液中のシアン化合物等を分解するに必要な理論酸素量以上の酸素の存在下に、150°C以上且つ処理液が液相を維持する圧力に保ち、湿式酸化処理して、得られた高温高圧の処理液を常温常圧に戻し、スラッジおよび/または金属成分を分離除去して最終処理液を得る。
請求項(抜粋):
(1)シアン含有廃水を最終処理液との熱交換により予め150°Cまでの温度に加熱した後、第一の反応塔内において、150°C以上の温度且つ廃水が液相を維持する圧力に保ちつつ、廃水中のシアン化合物、窒素化合物、有機性物質および無機性物質を分解するに必要な理論酸素量未満の酸素の存在下に湿式酸化処理する工程、(2)上記(1)の工程で生成したスラッジおよび/または金属成分を第一の反応塔から除去する工程、(3)上記(1)の工程で得られた高温高圧の処理液の残余に硫酸、硫黄および硫黄化合物の少なくとも1種を加え、第二の反応塔内において、金属および金属化合物の少なくとも1種を活性成分とする触媒の存在下且つ処理液中のシアン化合物、窒素化合物、有機性物質および無機性物質を分解するに必要な理論酸素量以上の酸素の存在下に、150°C以上の温度且つ処理液が液相を維持する圧力に保ちつつ、湿式酸化処理する工程、および(4)上記(3)の工程で得られた高温高圧の処理液を常温常圧に戻した後、スラッジおよび/または金属成分を分離除去することにより、最終処理液を得る工程を備えたことを特徴とするシアン含有廃水の処理方法。
IPC (18件):
C02F 1/74 ZAB ,  C02F 1/74 CDC ,  C02F 1/74 101 ,  B01J 21/06 ,  B01J 23/30 ,  B01J 23/38 ,  B01J 23/42 ,  B01J 23/44 ,  B01J 23/46 ,  B01J 23/46 301 ,  B01J 23/46 311 ,  B01J 23/52 ,  B01J 23/70 ,  B01J 23/72 ,  B01J 23/745 ,  B01J 23/75 ,  B01J 23/755 ,  C02F 1/58 CDC
FI (18件):
C02F 1/74 ZAB A ,  C02F 1/74 CDC ,  C02F 1/74 101 ,  B01J 21/06 M ,  B01J 23/30 M ,  B01J 23/38 M ,  B01J 23/42 M ,  B01J 23/44 M ,  B01J 23/46 M ,  B01J 23/46 301 M ,  B01J 23/46 311 M ,  B01J 23/52 M ,  B01J 23/70 M ,  B01J 23/72 M ,  C02F 1/58 CDC N ,  B01J 23/74 301 M ,  B01J 23/74 311 M ,  B01J 23/74 321 M

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