特許
J-GLOBAL ID:200903074424923728

ベランダ用間仕切り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-200921
公開番号(公開出願番号):特開2001-026983
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 緊急時に容易にかつ確実に避難口を確保し、通行の邪魔になることはないベランダ用間仕切り装置を提供する。【解決手段】 マンションなどの高層集合住宅の同一階のベランダ3には、複数の仕切りパネルP1〜P10から構成される仕切り壁11を有するベランダ用間仕切り装置1が立設される。各仕切りパネルP1〜P10は、竪枠12a,12b内で上下に変位可能であり、上下に隣接して連なる仕切りパネルP1〜P10は、各連結部材Q1〜Q9によって角変位自在に連結される。仕切り壁11の最上部の仕切りパネルP1を中桟14に設けられた保持手段24によって保持した状態では、仕切り枠10内に仕切り壁11を形成し、ベランダ3を各戸毎に仕切ることができ、保持手段24による保持状態を解除すると、仕切り壁11は、自重によって下方に下降しながら折り畳まれて仕切り枠10の上方に避難口20を形成し、緊急時にこの避難口20を通って避難できる。
請求項(抜粋):
建物のベランダを各戸毎に仕切るベランダ用間仕切り装置において、ベランダの幅方向両側で上下方向に延びる一対の竪枠を有する仕切り枠と、板状であり、前記一対の竪枠間で横向きに配置され、長手方向両端部が上下方向に変位自在に各竪枠に連結され、竪枠間で上下方向に複数枚設けられる仕切りパネルと、最も上方の仕切りパネルを仕切り枠の上端部に保持する保持手段とを有し、上下に隣接する仕切りパネルは、上方の仕切りパネルの幅方向下端部と、下方の仕切りパネルの幅方向上端部とが角変位自在に連結され、最上部の仕切りパネルが保持手段によって保持されることによって各仕切りパネルが吊下げられて仕切り壁が形成され、保持手段による最上部の仕切りパネルの保持状態を解除すると、上下に隣接する各仕切りパネルが相互に逆向きに倒れながら自重によって下降し、仕切り枠の下部に各仕切りパネルが折り重なって畳まれ、避難口を形成することを特徴とするベランダ用間仕切り装置。

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