特許
J-GLOBAL ID:200903074426727098

積層型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-097101
公開番号(公開出願番号):特開平8-291992
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 積層型熱交換器の耐蝕性を向上させる。【構成】 チューブエレメント2を形成する各コアプレート4は、接合部4aよりもさらに外側で各コアプレート4が互いに離れる方向に折り曲げられている。各コアプレート4は折曲部4dから空気上流側へとフィン3に向かって伸び、接合部4aよりも空気の流れの上流側でフィン3と接合する。さらに、各コアプレート4は、このフィン接合部4eにて折曲げられ、各コアプレート4の端部4fは再び接近するようになっている。また、フィン3の空気の流れの上流端と各コアプレート4の端部4fとの間には所定の距離の間隙6が形成される。このため各コアプレート4の、折曲部4dからフィン接合部4eまでの部分10により空気の流れは遮蔽され、冷媒流路5の管壁5aへの腐蝕成分の付着を防止することができ、耐蝕性を向上させる事ができる。
請求項(抜粋):
一対の椀状のコアプレートをその外周縁部で対向接合することによって形成され、その内部に冷媒が流れる冷媒流路を有するチューブエレメントと、このチューブエレメントを多数積層し、この積層方向に対して略垂直に空気が通過するよう隣接する前記チューブエレメントの間に形成された空気通路と、この空気通路に配置され、熱交換性能を向上させるコルゲートフィンとを有し、前記空気通路を通過する空気と前記冷媒流路を流れる冷媒との間で熱交換させ、前記冷媒を蒸発気化させる積層型熱交換器であって、前記空気の流れの上流側において、前記チューブエレメントを形成する一対の前記コアプレートは、前記外周縁部の接合部よりもさらに外側で互いに離れる方向に折曲せしめられており、この折曲せしめられた結果、前記コアプレートは前記冷媒流路の空気上流側の管壁部よりも外側で前記コルゲートフィンと接しており、かつ、前記コルゲートフィンの風上側端部において、前記コルゲートフィンと前記コアプレートとは前記空気通路と連通した所定の間隙を介して離間せしめられていることを特徴とする積層型熱交換器。
IPC (3件):
F28F 3/08 311 ,  F25B 39/02 ,  F28F 19/00 511
FI (3件):
F28F 3/08 311 ,  F25B 39/02 C ,  F28F 19/00 511 Z

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