特許
J-GLOBAL ID:200903074429787229

PWMインバータの制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-007613
公開番号(公開出願番号):特開平7-222454
出願日: 1994年01月27日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 スイッチング素子としてGTOを用いたPWMインバータにおける最大出力電圧を低下させることなく,制御パルス幅を所要の最小パルス幅に生成することができるPWMインバータの制御方法及びその装置を提供する。【構成】 インバータ3のスイッチング回路を制御するPWM信号は,正弦波を基本として,この正弦波の電気角60°〜120°及び240°〜300°の間の所定期間を所定波高値の矩形波に置き換えた指令信号により,キャリア信号を変調することにより生成される。指令信号とキャリア信号とによる変調率の変化は,矩形波の波高値及び正弦波の振幅を変化させることによってなされ,矩形波の波高値は変調率が1の状態から下げるとき,PWM信号のパルス幅を所要の最小パルス幅になる変調率に変化させる。この制御によって,インバータの最大出力電圧が大きくできると共に,スイッチング素子としてGTOを用いた場合に最小パルス幅の制限を保つことが可能となる。
請求項(抜粋):
キャリア信号と指令信号とを比較することにより生成されたPWM信号によりスイッチング回路を制御するPWMインバータの制御方法において,上記指令信号が基本的に正弦波により形成され,この正弦波の電気角60°〜120°及び240°〜300°の間の所定期間が所定波高値の矩形波に置換した信号波形に形成され,該指令信号に基づいて上記PWM信号を生成することを特徴とするPWMインバータの制御方法。

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