特許
J-GLOBAL ID:200903074433638521

トランザクション処理の負荷分散方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-321025
公開番号(公開出願番号):特開平9-138776
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 データベースを共有する複数ホストで構成される計算機システムにおいて、ホスト間のトランザクション処理の負荷分散を効率的に行う。【解決手段】 通信処理装置101 は端末100 からのトランザクション処理にかかるメッセージを均等にホスト1,2 に分配する。各ホスト1,2 では、CPU負荷監視機構104 でCPU負荷を、トランザクション監視機構106 で業務処理プログラム1101のクラス毎の現在の処理多重度をそれぞれ監視しており、通信処理装置101 からメッセージが渡されると、メッセージ分配制御機構103 は、自ホストのCPUが過負荷でなく且つ当該メッセージを処理する業務処理プログラムのクラスの処理多重度が最大値に達していない場合に限り、自ホストのトランザクション処理システム110 に処理させる。それ以外のときは、ホスト間で共有するGMQファイル111 に格納し、ホスト間通信装置116 経由で他ホストにメッセージ処理要求を行う。
請求項(抜粋):
データベースおよび通信処理装置を共有すると共に同一構成のトランザクション処理システムを各々有する複数のホストコンピュータがホスト間通信装置によって互いに通信可能に接続された計算機システムにおいて、各ホストコンピュータで共有するGMQファイルを備えると共に、各ホストコンピュータに、CPU負荷を測定するCPU負荷監視機構の測定結果に基づいて、自ホストコンピュータのCPU負荷が過負荷か否かを判定する過負荷判定手段と、前記通信処理装置からトランザクション処理にかかるメッセージを受信するメッセージ受信手段と、前記GMQファイルにメッセージを格納するGMQファイル書き込み手段と、該GMQファイル書き込み手段で前記GMQファイルに書き込んだメッセージの処理要求を前記ホスト間通信装置を通じて他のホストコンピュータに送出すると共に、他のホストコンピュータから前記ホスト間通信装置を通じて送出されたメッセージの処理要求を受信する処理要求通知手段と、該処理要求通知手段で他のホストコンピュータからのメッセージの処理要求が受信されたときに、前記GMQファイルからメッセージを読み出すGMQファイル読み出し手段と、メッセージの処理を自ホストコンピュータの前記トランザクション処理システムに要求するメッセージ処理要求手段と、前記メッセージ受信手段でメッセージが受信されたとき及び前記GMQファイル読み出し手段でメッセージが読み出されたとき、前記過負荷判定手段で過負荷と判定されていない場合は前記メッセージ処理要求手段を通じて当該メッセージの処理を自ホストコンピュータの前記トランザクション処理システムに行わせ、過負荷と判定されている場合は、前記GMQファイル書き込み手段を通じて当該メッセージを前記GMQファイルに格納するスケジュール判定手段とを備えることを特徴とするトランザクション処理の負荷分散方式。
IPC (4件):
G06F 15/00 310 ,  G06F 12/00 518 ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 15/16 380
FI (4件):
G06F 15/00 310 U ,  G06F 12/00 518 Z ,  G06F 13/00 355 ,  G06F 15/16 380 Z
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭57-076646
  • 特開平2-183360
  • 特開平2-005144
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