特許
J-GLOBAL ID:200903074439398107

硬貨識別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043217
公開番号(公開出願番号):特開平6-236471
出願日: 1993年02月08日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は類似硬貨を含む場合にも大規模回路を用いず、短い時間で確実に処理できる硬貨識別方法を提供することにある。【構成】 硬貨の高密度画像から圧縮率の高いリング画像データを切出し、粗いピッチで1回転分の一致照合演算を行なって硬貨の回転角値を探し出し、次に当該硬貨の特徴を捉えた圧縮率の低い特徴エリア画像データを用いて上記回転角付近を更に詳細に一致照合演算を行なって判定する硬貨識別方法により上記目的は達成される。
請求項(抜粋):
識別すべき硬貨の表及び又は裏面の高密度画像から圧縮率の高いリング状画像と、互いに類似する異種硬貨の特徴部分を捉えた圧縮率の低い特徴エリア画像とを分割し、このリング画像と別途設けられた一致照合用の基準画像とのうち何れか一方の画像を所定角度ずつ順次回転させ、所定回転角度毎に一致照合演算を行ない、これら1周回転分の複数の一致照合演算値のうちの最低値である最類似照合演算値に対応する画像の回転角値を当該画像硬貨の回転角値とすると共に、この最類似照合演算値が予め決められた値以下である場合にのみ、前記回転角値の誤差範囲に対応する前記特徴エリア画像データを貨種、表裏毎に定めた画像切出しテーブルのデータアドレスから抽出して一致照合演算を行ない、得られた一致照合演算値の何れかが、前記特徴エリア画像の予め決められた値以下であるか否かを判定して硬貨の識別を行なうようにしたことを特徴とする硬貨識別方法。
IPC (2件):
G07D 5/00 ,  G06F 15/30

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