特許
J-GLOBAL ID:200903074449132245

植物における花芽形成を阻害する方法および誘導する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-523234
公開番号(公開出願番号):特表平9-509841
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】植物において、有用植物の花芽形成を阻害する方法、花芽形成を誘導する方法、および貯蔵器官の貯蔵能力を向上させる方法、ならびに塊茎植物の発芽を抑制する方法が開示される。また、植物ゲノムに取り込まれた際に植物のクエン酸合成酵素の活性を変更するDNA配列、該DNA配列を含むプラスミド、および該配列を導入することによりクエン酸合成酵素の活性に変化がもたらされたトランスジェニック植物も開示される。開示されたDNA配列は、クエン酸合成酵素をコードする、ジャガイモ(Solanumtuberosum)、タバコ(Nicotiana tabacum)およびテンサイ(Beta vulgaris)由来の配列である。本発明はまた、クエン酸合成酵素の活性を阻害することによって、花芽形成の阻害、塊茎の貯蔵損失の減少、および塊茎の発芽抑制がもたらされるトランスジェニックジャガイモ植物体、およびクエン酸合成酵素の過剰発現によって、花芽形成の早期誘導が起きるトランスジェニックジャガイモ植物体が開示される。
請求項(抜粋):
ナス科またはアカザ科の植物から得たDNA配列であって、クエン酸合成酵素のコーディング領域(EC番号4.1.3.7)を含み、ヌクレオチド配列に含まれる情報が、植物ゲノムに取り込まれた際に、内因性のクエン酸合成酵素の活性を抑制できる転写物を生成させるか、または細胞中のクエン酸合成酵素の活性を上昇させることができる転写物を生成させることを特徴とするDNA配列。
IPC (5件):
C12N 15/09 ZNA ,  A01H 5/00 ZNA ,  C12N 1/21 ,  C12N 9/88 ,  C12R 1:91
FI (4件):
C12N 15/00 ZNA A ,  A01H 5/00 ZNA A ,  C12N 1/21 ,  C12N 9/88

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