特許
J-GLOBAL ID:200903074450043540

転倒防止装置付搬送ドッグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-194719
公開番号(公開出願番号):特開平8-034511
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 きわめて簡単な装置と容易な操作のもとに、転倒し易い形鋼の搬送に転倒防止の効果を挙げることができ、その作業が搬送ドッグによる搬送作業に随伴して遂行されるようにして、別個の動力を必要とせず、経済的で高効率の転倒防止装置付搬送ドッグを提供する。【構成】 キャリッジ2と、その上面のピン7によって枢支されるドッグ本体3と、その上端にピン9によって枢支される押さえ金具4とをそなえ、押さえ金具4は、前方に突出する押付部11と直下に突出する受動部12とを一体的にそなえ、形鋼Cを横送するとき受動部12が形鋼Cのフランジ部先端に押されて押さえ金具4が回転し、押付部11がフランジ部の背面Caを下方に押し付ける。
請求項(抜粋):
複数条のレール上に載置される形鋼を横送するために設けられる搬送ドッグであって、前記レール上面より下位の位置で該レールの間を形鋼横送方向に移動が可能なキャリッジと、前記キャリッジ上面に設けたピンによって該ピンのまわりの揺動を自在に枢支されて、揺動によりその上端を前記レール上面より上位および下位に保持することが可能であり、その上端に押さえ金具がピンによって回転可能に枢支されているドッグ本体とをそなえ、前記押さえ金具は、重心位置が前記ドッグ本体上端の枢支点の直下にあるフリー状態において、上部前方に突出状態の押付部とほぼ直下方向に突出している受動部とを一体的にそなえ、形鋼を横送するために搬送ドッグの移動とともに上端を前記レール上面より上位に保持した位置のドッグ本体が移動させられ、その上位に保持したドッグ本体の位置を、ドッグ本体の上端にそなえる前記押さえ金具の受動部が形鋼の下面側のフランジ部先端によって押し付けられて、押さえ金具が前記枢支点のまわりに回転し、押さえ金具のそなえる押付部が一体的に回転して該押付部と前記レール上面との間に前記フランジ部を挟み込み、前記押付部が前記フランジ部の背面を下方に向かって押し付ける位置とされることを特徴とする転倒防止装置付搬送ドッグ。
IPC (2件):
B65G 19/22 ,  B65G 19/02

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