特許
J-GLOBAL ID:200903074450537933

固体電解質燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-169666
公開番号(公開出願番号):特開平8-031446
出願日: 1994年07月21日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】本発明は燃料極の導電性を確保しつつ、燃料極の割れや剥離を防止することができる固体電解質燃料電池を提供することを目的とする。【構成】本発明に係る固体電解質燃料電池は、ポーラスなセラミックチューブの基体管1の上に燃料極2と電解質3と空気極4を前記順に積層した固体電解質燃料電池において、前記燃料極2は、A層とB層とC層を前記順に積層した3層からなり、前記燃料極のB層はNiOで構成し、前記B層と、基体管1の間に設けたA層は、NiO・YSZ複合傾斜材で構成するとともに、NiOの含有率をB層側では高く基体管に向かって徐々に低下させ、前記B層と電解質3の間に設けたC層はNiO・YSZ複合傾斜材で構成するとともに、NiO含有率をB層側では高く、電解質に向かって徐々に低下させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
ポーラスなセラミックチューブの基体管(1)の上に燃料極(2)と電解質(3)と空気極(4)を前記順に積層した固体電解質燃料電池において、(A)前記燃料極(2)は、A層とB層とC層を前記順に積層した3層からなり、(B)前記燃料極のB層はNiOで構成し、(C)前記B層と、基体管(1)の間に設けたA層は、NiO・YSZ複合傾斜材で構成するとともに、NiOの含有率をB層側では高く基体管に向かって徐々に低下させ、(D)前記B層と電解質(3)の間に設けたC層はNiO・YSZ複合傾斜材で構成するとともに、NiO含有率をB層側では高く、電解質に向かって徐々に低下させることを特徴とする固体電解質燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/12 ,  H01M 4/86

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