特許
J-GLOBAL ID:200903074451275630

燃料ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-151559
公開番号(公開出願番号):特開平11-343945
出願日: 1998年06月01日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、エンジン始動時の圧送量不足に伴う始動不良および高回転域におけるポンプ室への燃料供給不足に伴うプランジャのキャビテーション壊食を未然に防止できる燃料ポンプを得る。【解決手段】 オーバーフローバルブ70は、バルブ本体71に設けられた流路72がギャラリ41に臨むようにシリンダ14に取り付けられている。このオーバーフローバルブ70は、流路72を閉塞する方向にボール74を付勢するようにバルブ本体71内に配設された第1および第2のバルブスプリングが、燃料溜まり19内の燃料の圧力の上昇に伴い順次作動してボール74により流路72を開閉させ、排出孔73からの燃料の排出量を制御するように構成されている。
請求項(抜粋):
シリンダと、このシリンダ内に往復動かつ摺動自在に嵌挿されたプランジャと、上記シリンダ内に設けられ、上記シリンダの内周面と上記プランジャの上面とで構成されるポンプ室に流入する低圧燃料の通路となる低圧燃料通路と、エンジンにより回転駆動されるカム軸に固着され、上記プランジャを昇降駆動するカムと、上記シリンダに取り付けられ、上記低圧燃料通路を閉塞して上記プランジャの上昇工程による上記ポンプ室内の燃料の昇圧期間を制御する低圧燃料通路閉塞手段と、流路および流路に連通する排出孔を有し、該流路が上記低圧燃料通路に臨むように上記シリンダに取り付けられたバルブ本体、該流路を開閉可能にバルブ本体内に収納された弁体、および、該流路を閉塞する方向に該弁体を付勢するように該バルブ本体内に配設され、上記低圧燃料通路内の燃料の圧力の上昇に伴い順次作動して該弁体により該流路を開閉させ、該排出孔からの燃料の排出量を制御する複数のバルブスプリングから構成され、上記エンジンの回転数の上昇に連動して吐出量が増加するフィードポンプから供給された該低圧燃料通路内の燃料の圧力を該エンジンの回転数に応じて調整するオーバーフローバルブとを備えたことを特徴とする燃料ポンプ。
IPC (4件):
F02M 59/34 ,  F02M 37/00 331 ,  F04B 9/04 ,  F16K 17/04
FI (5件):
F02M 59/34 ,  F02M 37/00 331 C ,  F04B 9/04 A ,  F16K 17/04 E ,  F16K 17/04 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る