特許
J-GLOBAL ID:200903074454242962

エコーキャンセラ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-106814
公開番号(公開出願番号):特開平5-304493
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】エコーパスの変化によるダブルトーク状態の誤判定を防止し、これにより安定したダブルトーク検出ができるようにし、エコー消去動作の安定性の向上を図ったエコーキャンセラ回路を提供する。【構成】近端話者信号Tsのレベルから残差エコー信号Esのレベルを減算器153で減算した減算値の正負を判定部154で判定し、該減算値の負の場合はカウンタ154をカウントアップし正の場合はカウンタ154の計数値をクリアし、該カウンタ154の計数値が所定値に達すると、ダブルトーク検出回路103によりダブルトーク状態の判定がなされていてもフィルタ係数更新部123を制御して適応形フィルタ101のタップ係数の学習の禁止を解除する。
請求項(抜粋):
遠端話者受話信号を適応形フィルタを通すことにより疑似エコー信号を求め、近端話者受話信号から該疑似エコー信号を減算することによりエコー消去を行い、前記近端話者受話信号から該疑似エコー信号を減算して求めた残差エコー信号のレベルに対する前記遠端話者受話信号のレベルの比が所定のしきい値より小さくなった場合は、これをダブルトーク状態と判定して、前記適応形フィルタのタップ係数の学習を禁止するエコーキャンセラ回路において、前記近端話者信号のレベルから前記残差エコー信号のレベルを減算した減算値を観測し、該減算値の負の割合が多くなった場合は、前記ダブルトーク状態の判定がなされていても前記適応形フィルタのタップ係数の学習の禁止を解除することを特徴とするエコーキャンセラ回路。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  H04B 3/20

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