特許
J-GLOBAL ID:200903074468619600

磁気ヘッド部品の基準位置検出方式及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-029182
公開番号(公開出願番号):特開平5-225535
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】背景との濃淡、基準線が比較的はっきりした画像面を持つ部品を対象とし、各部品の検査,測定(相対距離d1,h1,h2,長さh3等),調整などの為に、基準線Lh,基準点Bを求める。【構成】各処理において角度変換を施すことによって、部品形状に適した画像座標を得、検査・測定をより短時間の処理で行う。また、部品上部エッジの近似直線を仮想エッジとし、基準線Lhとの交点を基準点とせず、その後その交点をもとに決めた微小ウインドウを検索して基準点Bを検出することにより、実際の基準点に一致する点を検出する。【効果】部品上部エッジにカケ,歪曲,ノイズなどがあって、エッジ近似直線の信頼性が低い場合でも基準点を誤検出することをなくす。更にウインドウを微小にして、検索時間を短縮する。
請求項(抜粋):
何等かの光学的手段によって得られる磁気ヘッド部品の表面像が、表面像と背景に濃淡差があり、また、表面像と基準線に濃淡差があり、たすきがけの形状を持つものであるとき、たすきがけの形状について以下の基本前提条件を持つこと。たすきがけ各枝(左上部LW1,右上部LW2,左下部LW3,右下部LW4)において、少なくとも対角する枝組は、平行(LW1とLW4が平行,LW2とLW3が平行)であること、また、基準線が画像面垂線に対して持つ角度は既知であること。この時、上部左エッジ,上部右エッジが、画像面垂線に対してなす角度ψ1,ψ2が、0deg<(ψ1+ψ2)<180degである場合に、部品の検査,測定,調整時等の為に基準線,基準点を求める上で、上部左エッジ,上部右エッジの画像面垂線に対してなす角度を利用して角度変換を行い、基準線,基準点を検出することを特徴とする磁気ヘッド部品の基準位置検出方式。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-009756

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