特許
J-GLOBAL ID:200903074469715913

脳内における皮質活動追跡方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-350877
公開番号(公開出願番号):特開平7-194567
出願日: 1993年12月31日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 脳内における活動ニューロンの電気的状態を分析して画面に表示し、この画面から、人間の意識状態に対応づける相関関係を診断する。【構成】 脳波から導かれる電位について、脳皮質における電位分布を時間的、空間的、生理学的に詳細に把握し、精神的な活動を実態に則して識別し得る方法であって、脳内モデルの脳皮質の位置に電気2重層を立体的に形成し、この電気2重層における複数の区域についてニューラル・ネットワークに学習させて、頭皮面において計測した電位の分布をニューラル・ネットワークにより電気2重層における電位の分布に変換し、脳皮質における空間的に広がって分布する電気的状態を推定して求める。また、この結果を時間を追って画像化し、分布する位置的な相関関係を脳内モデルの画像に立体的に合成することを特徴とする。
請求項(抜粋):
頭皮上における電位の分布である頭皮電位分布から脳内の皮質における電位の分布である脳皮質電位分布を推定し、前記皮質における活動ニューロンの空間的な分布を追跡する脳内における皮質活動追跡方法であって、頭部の多重的な内部構造を模擬的に現す多重領域頭部モデルを形成し、前記多重領域頭部モデルの内部に電気的な両極を有する電気2重層を設定して、前記電気2重層を電気的に単位強度を有する複数の小区域に区分する設定段階と、前記複数の小区域のそれぞれについて前記単位強度を演算し、前記頭皮電位分布に変換して基準頭皮電位分布を求め、前記基準頭皮電位分布をニューラル・ネットワークに学習させて各ネットワーク係数を調整し、前記各ネットワーク係数を使用して、実際に計測される頭皮電位分布である計測頭皮電位分布から脳皮質での電位分布である脳皮質電位分布を推定して追跡する推定段階とを含んで構成していることを特徴とする脳内における皮質活動追跡方法。
IPC (3件):
A61B 5/0476 ,  G06F 19/00 ,  G06T 1/00
FI (3件):
A61B 5/04 322 ,  G06F 15/42 E ,  G06F 15/62 390 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-256932
  • 特開平4-319334

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