特許
J-GLOBAL ID:200903074480588877

音声信号処理方法、音場再現システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-223436
公開番号(公開出願番号):特開2007-041164
出願日: 2005年08月01日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】 仮想音源の指向性を表現したかたちでの音場再現が可能となるようにする。【解決手段】 有指向性のスピーカにより発音した音声を基に、第一閉曲面上に複数配置した測定用スピーカのそれぞれまでに対応したインパルス応答の測定を行ってそれぞれの伝達関数を求め、これら伝達関数により入力音声信号についての演算処理を行う。このようにして伝達関数に基づく演算処理により得られる再現用音声信号には、上記有指向性のスピーカによって発音された音声の指向方向の情報を含ませることができる。従って、これら再現用音声信号を、測定を行った環境とは別の環境において、例えば上記第一閉曲面上に配置した複数の測定用スピーカの配置位置と幾何学的に同等の位置関係により配置した再現用スピーカからそれぞれ出力すれば、これら再現用スピーカにより囲われた空間内において、仮想音源の指向性を表現したかたちで測定環境の音場(残響や音像定位)を再現することができる。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
第一の閉曲面の外側における仮想音像位置に配置した有指向性スピーカにより音声を発音する第一の発音工程と、 前記第一の閉曲面上における複数の位置で前記第一の発音工程で発音された音声を測定する第一の測定工程と、 前記第一の測定工程によって測定された音声に基づいて、前記仮想音像位置から前記第一の閉曲面上の前記複数の位置のそれぞれまでに対応した第一の伝達関数群を生成する第一の伝達関数生成工程と、 入力した音声信号に対して、前記第一の伝達関数群に基づく演算処理を施して、前記第一の閉曲面上の前記複数の位置のそれぞれに対応した第一の再現用音声信号を得る第一の再現用音声信号生成工程と、 を備えることを特徴とする音声信号処理方法。
IPC (2件):
G10K 15/00 ,  G10K 15/12
FI (2件):
G10K15/00 L ,  G10K15/00 B
Fターム (2件):
5D108AB09 ,  5D108AB19
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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