特許
J-GLOBAL ID:200903074481465019
蓄電デバイスの残存容量演算装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-282429
公開番号(公開出願番号):特開2006-098134
出願日: 2004年09月28日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】電流積算による残存容量と開放電圧に基づく残存容量との双方の利点を生かして精度高く残存容量を求めつつ、連続的な充放電における開放電圧の変動による精度低下を防止する。 【解決手段】電流積算に基づく残存容量SOCcと、バッテリ開放電圧Vocの推定値に基づく残存容量SOCvとを算出し、また、これらの残存容量SOCc,SOCvを重み付け合成する際のウェイトwを算出する。そして、開放電圧ヒステリシスの影響による残存容量SOCvの精度低下を補償するため、ヒステリシス関数Qhを用いてウェイトwを補正し、補正後のウェイト(1-w)・KQwを用いて残存容量SOCc,SOCvを重み付けして合成し、最終的な残存容量SOCを算出する。これにより、残存容量SOCc,SOCv双方の利点を生かして精度高く残存容量を求めつつ、連続的な充放電における開放電圧の変動による精度低下を防止することができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
蓄電デバイスの充放電電流の積算値に基づいて第1の残存容量を算出する第1の演算手段と、
上記蓄電デバイスの開放電圧に基づいて第2の残存容量を算出する第2の演算手段と、 上記第1の残存容量と上記第2の残存容量とを合成して上記蓄電デバイスの最終的な残存容量を算出する際の重みを、上記蓄電デバイスの使用状況に応じたウェイトによって設定するウェイト設定手段と、
上記蓄電デバイスの開放電圧の変動の程度を表す関数を、上記蓄電デバイスの温度と充放電電流とに基づいて表現されるヒステリシス関数として算出するヒステリシス関数算出手段と、
上記ヒステリシス関数を用いて上記ウェイトを補正するウェイト補正手段と、
上記第1の残存容量と上記第2の残存容量とを上記ヒステリシス関数によって補正したウェイトを用いて重み付け合成し、上記蓄電デバイスの最終的な残存容量を算出する第3の演算手段とを備えたことを特徴とする蓄電デバイスの残存容量演算装置。
IPC (3件):
G01R 31/36
, H01M 10/48
, H02J 7/00
FI (3件):
G01R31/36 A
, H01M10/48 P
, H02J7/00 M
Fターム (25件):
2G016CA03
, 2G016CB11
, 2G016CB12
, 2G016CB22
, 2G016CB32
, 2G016CC01
, 2G016CC03
, 2G016CC04
, 2G016CC13
, 2G016CC26
, 2G016CC27
, 2G016CC28
, 5G003AA01
, 5G003BA01
, 5G003CA01
, 5G003CA11
, 5G003CB01
, 5G003EA05
, 5G003FA06
, 5H030AA03
, 5H030AA04
, 5H030FF22
, 5H030FF41
, 5H030FF42
, 5H030FF44
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
残存容量計
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-033161
出願人:トヨタ自動車株式会社
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二次電池の残存容量表示装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-322273
出願人:日産自動車株式会社
-
電池の残存容量演算装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-023431
出願人:日産自動車株式会社
審査官引用 (4件)
-
ハイブリッドシステム
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-047722
出願人:ヤンマー株式会社
-
二次電池残量推定法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-389979
出願人:株式会社日立製作所, 新神戸電機株式会社
-
電池蓄電量検出方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-224077
出願人:株式会社日立製作所, 日立マクセル株式会社
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