特許
J-GLOBAL ID:200903074481547678

冷却水温度のマトリックス制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163440
公開番号(公開出願番号):特開平10-009796
出願日: 1996年06月24日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】冷凍機2から供給するプラント冷却に使用する冷水の温度を安定化するために、冷却塔1から冷凍機2に供給する冷却水の温度を安定化することを目的とする。【解決手段】冷凍機2に冷水温度センサー3を配設する。冷凍機2の給水管22に冷却水温度センサー4を配設する。冷却塔1の送風機eのファンの回転数を2段階に切り換えて弱運転と強運転とを切り替えれるようにする。4台の冷却塔1について、弱運転、強運転およびファンの停止の各運転状況の組み合わせにより、冷却塔1の冷却能力を9段階に設定する。制御装置5により、5分毎に冷水温度センサー3で検出した回収される冷水の温度に基づいて冷凍機2における負荷変動率を検出する。この負荷変動率、冷却水温度センサー4で検出した冷却水温度およびその変化温度の3つのパラメータを検出する。検出したパラメータに対応して冷却能力の切換え段数のデータを読み出し、冷却塔1における冷却能力を切り換えて、冷却水の温度を制御する。切換え段数を複数段で切換え可能にしておく。
請求項(抜粋):
冷却水を熱交換源として使用する装置と冷却塔との間で冷却水を循環させ、該冷却塔で上記装置から回収した冷却水を冷却することにより、上記装置に供給する冷却水の温度を制御する冷却水の温度制御方法であって、前記冷却塔の冷却能力を段階的に複数段設定するとともに、該冷却能力を増減させる切換え段数を、前記冷却塔から前記装置に供給する冷却水の変化温度を含む複数のパラメータの組み合わせに対応させておき、前記複数のパラメータを検出し、該検出した複数のパラメータに対応する前記切換え段数に基づいて前記冷却塔の冷却能力を複数段の段数で増減可能にしたことを特徴とする冷却水温度のマトリックス制御方法。

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