特許
J-GLOBAL ID:200903074493219617

暗号通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-226576
公開番号(公開出願番号):特開2000-050363
出願日: 1998年07月28日
公開日(公表日): 2000年02月18日
要約:
【要約】【課題】 通信装置の関係者を含む総ての攻撃者に対して、また如何なる攻撃者の結託に対しても、暗号鍵を秘密にする。【解決手段】 基地局2において、不規則な物理現象を利用して、発生する乱数の数値を制御できない自然乱数発生器31で、乱数を発生する。自然乱数発生器31に加えて、乱数生成器32を併用し、発生する乱数のビット数を増してもよい。その乱数の中から、規則的なものなどを除き、暗号鍵に適した乱数を選択して、鍵生成器33で暗号鍵を生成し、メモリ24に格納する。基地局2と端末機1を近づけて、接続部16と接続部26を直接電気的に接続し、暗号鍵を端末機1のメモリ14へ格納する。何人にも知ることができない状態で、暗号鍵を基地局2と端末機1に記憶することができる。情報の伝送時においては、相互に離れた地点に存在する基地局2と端末機1の間で、その暗号鍵により暗号化したアプリケーション情報を伝送する。こうして、誰にも知られない暗号鍵により、安全に暗号通信を行なうことができる。
請求項(抜粋):
端末機と基地局からなる暗号通信装置において、前記基地局に、不規則な物理現象を利用して乱数を発生する乱数発生手段と、前記乱数の中から暗号鍵に適した乱数を選択し第1の暗号鍵とする手段と、前記第1の暗号鍵を記憶する第1記憶手段と、前記端末機と直接電気的に接続する端末接続手段と、前記端末接続手段を介して前記第1の暗号鍵を前記端末機に送出する手段と、前記第1の暗号鍵により暗号化したアプリケーション情報を送受信する手段とを設け、前記端末機に、前記基地局と直接電気的に接続する基地局接続手段と、前記基地局接続手段を介して受信した前記第1の暗号鍵を記憶する第2記憶手段と、前記第1の暗号鍵により暗号化したアプリケーション情報を送受信する手段とを設けたことを特徴とする暗号通信装置。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04L 9/08
FI (3件):
H04B 7/26 109 R ,  H04L 9/00 601 B ,  H04L 9/00 601 E
Fターム (11件):
5K013AA07 ,  5K013EA04 ,  5K013FA05 ,  5K013HA04 ,  5K067AA30 ,  5K067DD51 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067HH21 ,  5K067HH23 ,  5K067HH36
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-165842
  • 特開昭56-084054
  • 同報鍵配送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-242453   出願人:日本電気株式会社

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