特許
J-GLOBAL ID:200903074495186058
等密度分子の分離法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-172391
公開番号(公開出願番号):特開平9-072891
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、等密度分子の分離法に関するものであり、その目的とするところは、密度勾配液層と遠心時間及び分取量の調整により、リポ蛋白(a)をそれと密度の接近している低密度リポ蛋白質(LDL)及び高密度リポ蛋白質(HDL)から迅速・容易に分離する条件を確立することである。【構成】 上層に密度液、下層にリポ蛋白(a)とそれと密度の接近している低密度リポ蛋白質(LDL)または高密度リポ蛋白質(HDL)を含む混合溶液から成る2段階の層を予め遠心分離用チューブ内に作成し、遠心分離終了後、液上面付近にリポ蛋白(a)の大部分が浮上し、低密度リポ蛋白質(LDL)または高密度リポ蛋白質(HDL)をがそこまで到達しないような遠心時間を設定し分取量を調節することにより、リポ蛋白(a)をそれと密度の接近していると低密度リポ蛋白質(LDL)または高密度リポ蛋白質(HDL)から分離する。
請求項(抜粋):
密度範囲が1.050〜1.100g/cm3にある球状粒子群で、それらが生物媒体中に含まれる脂質と蛋白質の複合体であるリポ蛋白質であり、そのうちそれの有するアポリポタンパク質にapo(a)を含むリポ蛋白(a)を、apo(a)を含まない密度範囲1.050〜1.063g/cm3に分布している低密度リポ蛋白質または密度範囲1.063〜1.100g/cm3に分布している高密度リポ蛋白質から選択的に分離する方法において、前記リポ蛋白(a)と前記低密度リポ蛋白質または前記高密度リポ蛋白質を含む溶液を遠心分離用チューブの下部に注入し、その密度がある特定の上限を有しかつ浮上させる粒子以上で下部の溶液以下である密度液をその上に重層し、該遠心分離用チューブに対して平均遠心力が80、000×g以上になる回転数で所定時間の遠心分離を行い、遠心分離後、遠心分離用チューブ内の溶液のうち液面から所定の高さの円柱部分を分取することにより前記両粒子からリポ蛋白(a)を選択的に分離することを特徴とする等密度分子の分離法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 30/88 J
, G01N 30/02 J
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