特許
J-GLOBAL ID:200903074496120301

給油タンク装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-185360
公開番号(公開出願番号):特開2001-012727
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 給油口キャップが必要以上に強く締め込まれないようにする。【解決手段】 摘みハンドル12と昇降ガイド筒13の嵌合部の摘みハンドル12側に、弾性材の雁木輪19を取り付け、この雁木輪19と昇降ガイド筒13のガイドリブ15との係合関係を、摘みハンドル12の昇降ガイド筒軸方向への移動を自由とした一方で、摘みハンドル12を介して給油口キャップ3を締める回転力を作用させたときには、雁木輪19の緩勾配面20がガイドリブ15に接するようにして、規定以上の回転力が加えられたときにはガイドリブ15との間に滑りが生じて、必要以上の締め込みが行なわれないようにした反面、給油口キャップ3を外す方向の回転力を作用させたときには、雁木輪19の急勾配面21がガイドリブ15に接するようにして、ガイドリブ15との間に滑りが生じないようにし、給油口キャップ3の取り外しが確実に行なえるようにした。
請求項(抜粋):
カートリッジタンクの本体(1)と、このカートリッジタンクの本体に設けられた給油口(2)と、この給油口の上端部に突き当たる段部(3a)を形成して油漏れ防止用のパッキン(10)を保持するとともにその段部の形成に伴って上端側に細径部(3b)が形成されてこの給油口にねじ込まれて取り付けられる給油口キャップ(3)と、この給油口キャップの一端の裾部につば状に張り出して形成されたスプリング受座(17)と、この給油口キャップの他端に開設された吐出口(4)と、この吐出口を開閉するために前記給油口キャップの内側に設けられた可動中子弁(6)と、前記給油口キャップ(3)の外周囲の前記スプリング受座部分からこの吐出口部分にかけて円筒状に設けられた昇降ガイド筒(13)と、この昇降ガイド筒の前記吐出口側に対応する端部が外側に向けて張り出して形成されたフランジ(14)と、前記昇降ガイド筒の壁面の一部の外側に前記昇降ガイド筒の軸方向に沿って直線状に連続膨出して形成されたガイドリブ(15)と、前記昇降ガイド筒の前記スプリング受座と前記フランジとの間に嵌め込まれた摘みハンドル(12)と、この摘みハンドルと前記昇降ガイド筒との嵌合部の摘みハンドル側に取り付けられ、前記ガイドリブに係合してこの摘みハンドルの前記昇降ガイド筒の軸方向への移動を許す一方、この摘みハンドルを介して前記昇降ガイド筒に前記給油口キャップの前記給油口への取り付け方向の回転力を作用させたときに比較的緩やかな勾配面が前記ガイドリブに接することにより規定以上の回転力に対して前記ガイドリブとの間に滑りが生じる反面、前記給油口キャップの前記給油口からの取り外し方向の回転力を作用させたときに比較的急な勾配面が前記ガイドリブに接することにより前記ガイドリブとの間に滑りが生じないようにするための、弾性材で形成された雁木輪(19)と、前記摘みハンドルと前記スプリング受座との間に設置されて前記摘みハンドルを常時前記昇降ガイド筒の前記フランジ側へ押し付けるコイルスプリング(18)とで構成されていることを特徴とする給油タンク装置。
IPC (2件):
F23K 5/14 503 ,  B65D 51/00
FI (2件):
F23K 5/14 503 ,  B65D 51/00 A
Fターム (23件):
3E084AA05 ,  3E084AA12 ,  3E084AA22 ,  3E084AB03 ,  3E084BA02 ,  3E084CA01 ,  3E084CB02 ,  3E084DA01 ,  3E084DB12 ,  3E084FB01 ,  3E084GA01 ,  3E084GB01 ,  3E084GB11 ,  3E084KB01 ,  3E084LB02 ,  3E084LB10 ,  3E084LD03 ,  3K068AA15 ,  3K068CB03 ,  3K068CB12 ,  3K068CB14 ,  3K068EA03 ,  3K068EA06

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