特許
J-GLOBAL ID:200903074497015161

電気石微粉末混入永久電極担持繊維と製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮本 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-036234
公開番号(公開出願番号):特開平6-228808
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 電気石微粉末が混入された永久電極担持繊維の提供。【構成】 繊維2の溶液に、1.0 ミクロン〜0.3 ミクロンの電気石結晶の微粉末1が最大10%(紡糸原液に対する重量比)特に1〜3%混合され、これが冷却固化され<繊維にされる。この繊維2は、その使用状態における直流電気抵抗値が、その繊維2に電気石微粉末を含んだ状態で、10<SP>4</SP>Ω・cm 〜10<SP>8</SP>Ω・cm 程度、特に10<SP>5</SP>〜10<SP>7</SP>Ω・cm 程度のものから成る。この電気石を、電極の強さが従来知られている鉄電気石のそれと比べて、3〜12倍特に10〜12倍と極めて強い強力電極電気石を使用した。【効果】 電気石の結晶を 1.0〜0.3 ミクロン程度の微粉末にしたことにより、電気石の電極の数が非常に増えた。また、強力電極電気石を使用した場合は、繊維状にする高価な紡糸口金の損耗は殆ど生じない。そして、その繊維の色も白色に近い。したがって、繊維の着色の色の限定も減少し、それだけ着色が自由になる。
請求項(抜粋):
1.0 ミクロン〜0.3 ミクロンの電気石結晶の微粉末、該微粉末を最大10%(紡糸原液に対する重量比)特に1〜3%混合したものであって天然または合成した高分子化合物を溶媒や加熱等によって溶解した溶液を冷却固化した下記の繊維、より構成されることを特徴とした電気石微粉末混入永久電極担持繊維。上記の繊維は、その使用状態における直流電気抵抗値が電気石微粉末を含んだ状態で、104Ω・cm〜108Ω・cm 程度特に105〜107Ω・cm 程度のものから成るものである。
IPC (2件):
D01F 1/09 ,  D01F 2/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-327207
  • 特開平2-169764
  • 特開平4-016477
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