特許
J-GLOBAL ID:200903074505494449

強誘電性液晶組成物および液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 寺田 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-042774
公開番号(公開出願番号):特開平7-253579
出願日: 1994年03月14日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 キラルドーパントの添加を行っても粘性の上昇が少なく、ベース液晶の低粘性が維持されるような実用的な高速応答性の強誘電性液晶組成物、および、これを用いた実用的な液晶表示素子を提供する。【構成】 一般式(I)と一般式(II)で表わされる化合物を少なくとも各々1種を含有する強誘電性液晶組成物。【効果】 本発明の強誘電性液晶組成物およびこれを使用した液晶表示素子においては、高い自発分極を誘起する光学活性化合物を組み合わせてらせんピッチ調整を行うこと、および配向膜表面の双極子の符号に応じて自発分極の符号とキラルスメクティック相におけるらせんの掌性の関係を決めることにより、ユニフォーム配向性と高速応答性が得られる強誘電性液晶組成物および液晶表示素子を提供することが可能となる。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)【化1】(式中、R1 は炭素数1〜15の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルコキシ基、R2 は炭素数1〜15の直鎖または分岐鎖のアルキル基、Xはハロゲン原子またはメチル基、Y、Zはハロゲン原子であり、C* は不斉炭素原子を表わす。)で示される化合物の少なくとも1種と、下記一般式(II)【化2】(式中、R3 は炭素数3〜15の直鎖または分岐鎖のアルキル基またはアルコキシ基、R4 は炭素数1〜15の直鎖または分岐鎖のアルキル基、。X1 、Y1 はハロゲン原子、水酸基であり、C* は不斉炭素原子を表わす。a、bは水素原子であるか、または少なくとも1つがフッ素原子である。)で示される化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とする強誘電性液晶組成物。
IPC (6件):
G02F 1/1337 510 ,  C09K 19/12 ,  C09K 19/34 ,  C09K 19/46 ,  G02F 1/13 500 ,  G02F 1/141

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