特許
J-GLOBAL ID:200903074507172597

シール部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346956
公開番号(公開出願番号):特開平6-193741
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明はリップ部の反転検出検査を正確に行えるよう構成したシール部材を提供することを目的とする。【構成】 シール部材1は、外周側の当接部4と、内周側のリップ部5と、当接部4とリップ部5とを接続する接続部6とよりなる。リップ部5の外周には、リップ部5を軸3の外周に圧着するリング状のスプリング8が嵌合し、リップ部5の先端部分7の外側面には、半球状の突起9が全周に亘り等間隔で配設されている。各突起9間は、後述するようにリップ部5が軸3の挿入により内側に反転したとき、空気圧を逃がすための通路10となる。リップ部5の内周は、内側に突出するシール部11と、シール部11の下方で傾斜する副リップ部12とを有し、シール部11の表面には固形の潤滑層13が全周に被覆形成されている。
請求項(抜粋):
軸の外周に密着するように軸方向に延在するリップ部と、該リップ部の端部が該軸の挿入により軸挿入方向に反転したとき該軸の外周との間に反転検出用の加圧流体を逃がす通路を形成する突起と、を有してなるシール部材において、前記軸の外周に密着するリップ部の内周面に、前記リップ部の反転検出時加圧流体の圧力により流動しないよう形成された潤滑層を設けてなることを特徴とするシール部材。

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