特許
J-GLOBAL ID:200903074510438646

分電盤の負荷率表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-203077
公開番号(公開出願番号):特開平10-032903
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 負荷率の表示が確実にでき、電源の消し忘れによる負荷機器からの火災等の発生を未然に回避すると共に、常時使用する負荷機器については電源の消し忘れと誤認混同することがない分電盤の負荷率表示装置を提供する。【解決手段】 第1の平均値回路7及び第2の平均値回路10から出力された直流電圧は、スイッチ11に入力され、スイッチ11がaの場合は、第1の平均値回路7の直流電圧と、第2の平均値回路10の直流電圧が加算回路12に入力され、加算されて最大値検出回路13を経て出力される。また、スイッチ11がbの場合は、第1の平均値回路7の直流電圧と、第2の平均値回路10の直流電圧が最大値検出回路13に入力され、大きい方の直流電圧が出力される。一方、基準電圧設定回路14で設定された基準電圧と、最大値検出回路13の出力電圧と基準電圧設定回路14で設定された基準電圧とを電圧比較回路15で比較し、電圧比較回路15での比較結果を報知部16に報知する。
請求項(抜粋):
単相3線式回路に設けた主幹用遮断器と、該主幹用遮断器に接続された分岐回路に設けた複数の配線用遮断器とを具備した分電盤の、定格電流に対する負荷電流の割合を表示する負荷率表示装置において、少なくとも前記主幹用遮断器の一次側の単相3線式電路の一方の電圧線の電流を検出して交流電圧を出力する第1の電流検出器と、該第1の電流検出器から出力される交流電圧を全波整流する第1の絶対値回路と、該第1の絶対値回路から出力される全波整流波形を平均値化した直流電圧を出力をする第1の平均値回路と、前記単相3線式電路の他方の電圧線の電流を検出して交流電圧を出力する第2の電流検出器と、該第2の電流検出器から出力される交流電圧を全波整流する第2の絶対値回路と、該第2の絶対値回路から出力される全波整流波形を平均値化した直流電圧を出力をする第2の平均値回路と、前記第1の平均値回路及び前記第2の平均値回路から出力された直流電圧が入力されるスイッチと、該スイッチに接続される加算回路及び最大値検出回路と、基準電圧を設定する基準電圧設定回路と、前記最大値検出回路の出力電圧と前記基準電圧設定回路で設定された基準電圧とを比較する電圧比較回路と、該電圧比較回路での比較結果を報知する報知部とで構成することを特徴とする分電盤の負荷率表示装置。

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