特許
J-GLOBAL ID:200903074526924826

油圧クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194566
公開番号(公開出願番号):特開平7-042761
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 油圧クラッチの制御油圧室内の油に作用する遠心力によって発生する油圧でクラッチピストンが付勢されるのを防止する。【構成】 油圧クラッチCは、クラッチアウタ2にスプライン係合するクラッチ板5と、クラッチインナ4にスプライン係合するクラッチ板6と、制御油圧室12に供給される油圧で前記両クラッチ板5,6を相互に当接させるクラッチピストン8とを備える。クラッチピストン8を挟んで制御油圧室12の反対側に、潤滑油が供給される潤滑油溜り室13が形成されており、制御油圧室12内の油に作用する遠心力により発生してクラッチピストン8を右向きに付勢する油圧は、潤滑油溜り室13内の油に作用する遠心力により発生してクラッチピストン8を左向きに付勢する油圧によって相殺される。
請求項(抜粋):
第1回転部材(2)に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持された第1クラッチ板(5)と、第2回転部材(4)に相対回転不能かつ軸方向移動可能に支持された第2クラッチ板(6)と、第1クラッチ板(5)及び第2クラッチ板(6)を押圧して相互に当接させるべく、第1回転部材(2)に軸方向移動可能に支持されたクラッチピストン(8)と、クラッチピストン(8)の一側面に形成され、クラッチピストン(8)を軸方向一方に移動させる制御油圧室(12)と、クラッチピストン(8)の他側面に形成された油溜り室(13)とを備えたことを特徴とする油圧クラッチ。
IPC (2件):
F16D 25/0638 ,  F16D 25/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-126129
  • 特公昭40-028721

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