特許
J-GLOBAL ID:200903074528043258

溶接性にすぐれたニッケル基耐熱合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 秀岳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-267111
公開番号(公開出願番号):特開平8-127833
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 ガスタービンのタービン静翼およびその他の高温部品の形成材料として使用されるNi基耐熱合金を提供する。【構成】 C:0.05〜0.25%,Cr:18〜25%,Co15〜25%,Mo≦3.5%,W:5〜10%,W+1/2Mo:5〜10%,Ti:1.0〜5.0%,Al:1.0〜4.0%,Ta:0.5〜4.5%,Nb:0.2〜3.0%,Zr:0.005〜0.10%,B:0.001〜0.01%,残Niで図1のABCDEの範囲内のもの、あるいは上記において、Crが10〜20%の場合には図1のABCFGHEの範囲内のもの。【効果】 従来のNi基耐熱合金よりも高温強度が高く、溶接性の優れたNi基耐熱合金が得られる。
請求項(抜粋):
重量%で、0.05〜0.25%のC、18〜25%のCr、15〜25%のCo、W+1/2Moの値が5〜10%である量の3.5%までのMoおよび5〜10%までのWの一種又は二種、1.0〜5.0%のTi、1.0〜4.0%のAl、0.5〜4.5%のTa、0.2〜3.0%のNb、0.005〜0.10%のZrと0.001〜0.01%のBを含有し、残部がNiおよび不可避的不純物元素からなり、(Al+Ti)量および(W+1/2Mo)量が図1において点A(Al+Ti:3%、W+1/2Mo:10%)、点B(Al+Ti:5%、W+1/2Mo:7.5%)、点C(Al+Ti:5%、W+1/2Mo:5%)、点D(Al+Ti:7%、W+1/2Mo:5%)、点E(Al+Ti:7%、W+1/2Mo:10%)の各点を順次結ぶ線で囲まれた範囲内の組成を有することを特徴とする溶接性にすぐれたニッケル基耐熱合金。

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