特許
J-GLOBAL ID:200903074533408469

耐熱性に優れた共役ジエンとメチルメタクリレートとの熱可塑性弾性ブロック共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越場 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-321278
公開番号(公開出願番号):特開平6-206952
出願日: 1993年11月26日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 共役ジエンに由来するブロックと、少なくとも1種類以上のガラス転移温度が 120°C以上のポリメチルメタクリレート(PMMA)ブロックとで構成されるコポリマーのアニオン重合方法。【構成】 アニオン重合開始剤と非極性溶媒との存在下に共役ジエンモノマーを重合し、同じ溶剤中でアルカリ金属アルコキシレートのリガンドの存在下でメチルメタクリレートモノマーを重合する。【効果】 耐熱性に優れた熱可塑性弾性コポリマー。成形品、感圧接着剤、他のポリマーの衝撃強度改良剤として有用。
請求項(抜粋):
共役ジエンに由来するブロックと、少なくとも1種類以上のガラス転移温度が 120°C以上のポリメチルメタクリレート(PMMA)ブロックとで構成されるコポリマーのアニオン重合方法において、(a) アニオン性開始剤を用いて共役ジエンモノマーを重合してリビングポリジエン鎖を作り、(b) 次いで、ROM〔ここで、Mはアルカリ金属であり、Rは式:R1(OR2)mで表され、ここで、R1 は直鎖または分岐鎖を有するアルキル基、アリールアルキル基またはアルキルアリール基で、アルキル基は1〜6個の炭素原子を有し、R2 は直鎖または分岐鎖を有する炭素数2〜6のアルキレン基で、mは1、2または3である〕で表されるリガンドを添加し、(c) (b) の反応媒体のポリジエンリビング鎖をMMAモノマーと反応させてリビング共重合体を作り、(d) (c) で得られたリビング共重合体と、少なくとも1種のプロトン性化合物とを、ジエンモノマーとMMAモノマーとの重合が非極性溶剤の存在下でのみ起こるような条件で、反応させることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F297/00 MRD ,  C09J153/00 JDJ

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