特許
J-GLOBAL ID:200903074538480869

水性樹脂組成物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-003009
公開番号(公開出願番号):特開平5-186543
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【構成】 たとえば、水酸基含有ポリウレタン樹脂と、無水(メタ)アクリル酸とを反応させることによって得られる特定のビニル基含有ポリウレタン樹脂の20〜90重量部と、カルボキシル基含有重合性単量体を必須の成分として含む重合性単量体の10〜80重量部とを共重合せしめたのち、水性媒体中に分散せしめて得られる水性樹脂組成物;あるいは、このようにして、当該水性樹脂組成物を製造せしめるという方法。【効果】 無水(メタ)アクリル酸を用いることによって、低温で、しかも、無触媒という条件下で、容易に、ビニル基の導入が可能となる。得られる水分散体粒子中の、疎水部と親水部とは、化学的に結合している処から、当該水分散体は、優れた機械的安定性、熱的安定性ならびに経時安定性を示す。さらに、無水酸による変性に際して、ウレタン樹脂と重合性単量体との重量比率を変えることによって、塗膜の可撓性などの物性を、容易に、変えることが出来、下塗り、中塗り、そして、上塗りといった、それぞれの用途に適合した物性を満たすことが可能である。
請求項(抜粋):
無水アクリル酸および/または無水メタクリル酸で変性されたビニル基含有ポリウレタン樹脂と、カルボキシル基含有重合性単量体を必須の成分とする重合性単量体との重合によって得られる樹脂が、水性媒体中に分散されているものであることを特徴とする、水性樹脂組成物。
IPC (3件):
C08F299/06 MRX ,  C08G 18/83 NGV ,  C09D 5/02 PPU

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