特許
J-GLOBAL ID:200903074541410804

排気ガス熱回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-213905
公開番号(公開出願番号):特開平10-054230
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 エンジンの水温や油温が低いとき排気ガスからの熱を吸収し、エンジンの水温と油温が十分高いとき排気ガスからの熱吸収を遮断する。【解決手段】 本発明の排気ガス熱回収装置10は、排気管11を外管14と、この外管14の内壁15との間に隙間16を有して外管14の内部に配設された内管17とで二重構造に形成し、内管17が、排気ガスの流れ方向の上流側に設けられて隙間16と内管の内部とを連通し排気ガスが隙間16へ流れ込む連通部29と、排気ガスの流れ方向の下流側に設けられて排気ガスが所定温度より低いとき隙間16と内管17の内部とを連通すると共に、排気ガスが所定の温度より高くなったとき隙間16と内管17の内部とが遮断され、冷却水の温度が十分に高い所定の温度より高くなったとき再び隙間16と内管17の内部28とが遮断される開閉部30とを有している。
請求項(抜粋):
エンジンからの排気ガス流れる排気管と、この排気管の周囲に巻き付けられると共に、内部にエンジンを冷却する冷却水が流れる受熱パイプとを備え、前記排気管内を流れる排気ガスの熱が受熱パイプ内の冷却水に吸収される排気ガス熱回収装置であって、前記排気管を外管と、この外管の内壁との間に隙間を有して外管の内部に配設された内管とで二重構造に形成し、前記内管が、排気ガスの流れ方向の上流側に設けられて前記隙間と内管の内部とを連通し排気ガスが前記隙間へ流れ込む連通部と、排気ガスの流れ方向の下流側に設けられて排気ガスが所定温度より低いとき前記隙間と前記内管の内部とを遮断すると共に、排気ガスが所定の温度より高くなったとき前記隙間と内管の内部とを連通し、前記冷却水の温度が十分に高い所定の温度より高くなったとき再び隙間と前記内管の内部とを遮断する開閉部とを有することを特徴とする排気ガス熱回収装置。

前のページに戻る