特許
J-GLOBAL ID:200903074543123411

超音波探傷方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-050097
公開番号(公開出願番号):特開平7-260747
出願日: 1994年03月22日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 鋼板をはじめとする圧延金属板の内部の非金属介在物などの内部欠陥の検出に用いるのに好適な超音波探傷方法および装置を提供する。【構成】 ラインフォーカス型超音波センサ58と1次元超音波アレーセンサ59とからなる透過型の構成の超音波センサ20を薄鋼板12を挟んで対向配置し、ラインフォーカス型超音波センサ58からの帯状超音波ビーム23を薄鋼板12に向けてほぼ垂直に送信し、薄鋼板12を透過した超音波を1次元超音波アレーセンサ59で受信して、透過波24のみを抽出し、所定の振幅以下の透過波24の有無を検出することによって、表面近くの内部欠陥を不感帯なしに、かつ一度に一定幅の線状の領域で検出することを可能にする。
請求項(抜粋):
被検査板を挟んで超音波送信子と超音波受信子を対向配置し、該超音波送信子から超音波ビームを被検査板に向けてほぼ垂直に送信し、被検査板を透過した超音波を該受信子によって受信することによって探傷される透過型の超音波探傷方法において、前記超音波送信子としてラインフォーカス型超音波センサを用いて一方向に集束した帯状の超音波ビームを送信し、前記超音波受信子として短冊型の超音波振動子を前記帯状超音波ビームの幅方向に複数個並べてなる1次元超音波アレーセンサを用いて超音波を受信し、受信された超音波を増幅して透過波のみを抽出した後に、所定の振幅を満す透過波の有無を検出することを特徴とする超音波探傷方法。

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