特許
J-GLOBAL ID:200903074547768522

スプール型方向切換弁システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-307516
公開番号(公開出願番号):特開平11-141696
出願日: 1997年11月10日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】スプール型方向切換弁システムにおいて、流体力や摩擦力などパイロット圧力以外の力がスプールに作用していても、操作信号の指令値通りにスプールを動作させ正確にアクチュエータを制御できるようにする。【解決手段】スプール2の両端部にそれぞれバネ10a,10bを介して当接するよう圧力センサ20a,20bを配置し、コントローラ40でその信号からスプール2に作用するパイロット圧力による油圧力Faと、スプール2に実際に作用している実際の駆動力Fmを計算し、その油圧力と実際の駆動力との比に操作信号50の指令値Voaを掛けて油圧力に対するフィードバック補正値Vrを計算し、この補正値を操作信号の指令値から減算して操作信号の指令値を補正する。この補正した指令値V30a,V30bは電磁弁30a,30bに出力される。
請求項(抜粋):
操作信号の指令値に基づいて電磁弁を駆動し、スプールの両端部に作用するパイロット圧力を電磁弁により変化させ、スプールを変位させることにより、入力した流体の出力ポートを切り換えかつ流体の流量を制御するスプール型方向切換弁システムにおいて、前記パイロット圧力が前記スプールを押す油圧力を計測する第1計測手段と、前記スプールに作用している実際の駆動力を計測する第2計測手段と、前記第1計測手段で計測された油圧力と第2計測手段で計測された実際の駆動力とに基づいて油圧力と実際の駆動力との差が大きくなるに従い油圧力が大きくなるように前記操作信号の指令値を補正し、この補正した指令値を電磁弁に出力する制御手段とを備えることを特徴とするスプール型方向切換弁システム。
IPC (2件):
F16K 3/24 ,  F16K 31/122
FI (2件):
F16K 3/24 D ,  F16K 31/122

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