特許
J-GLOBAL ID:200903074548663716

固体撮像素子の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮井 暎夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217100
公開番号(公開出願番号):特開平8-084298
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 固体撮像素子のダイナミックレンジを拡大する。【構成】 第1群の光電変換素子に蓄積された信号電荷をCH1のAのタイミングで垂直転送部に読み出した後、SUBのCのタイミングで第1群および第2群の光電変換素子の電荷を排出する。次に、第2群の光電変換素子に蓄積された信号電荷をCH2のBのタイミングで垂直転送部に読み出す。次に、第1群および第2群の光電変換素子から読み出したそれぞれの信号電荷を混合することなく水平転送部を経て信号出力に変換する。T1,T2のように電荷蓄積時間が異なる信号電荷をそれぞれ独立して出力することにより、異なる2種の光電変換特性を有する信号出力を同時に得ることができ、明暗差の大きな被写体を撮像した際、被写体における照度分布に対応して2つの信号のいずれかをサンプリングすることにより、低照度から高照度な部分まで鮮明な映像信号が得られる。
請求項(抜粋):
第1群の光電変換素子と第2群の光電変換素子とが二次元的に配列されてなる光電変換部と、この光電変換部に蓄積される信号電荷を垂直方向に転送する垂直転送部と、この垂直転送部から転送されてくる信号電荷を水平方向に転送する水平転送部と、この水平転送部からの信号電荷を信号電圧または信号電流に変換して出力する信号電荷検出部とを備え、前記光電変換部に蓄積された電荷を任意に排出可能な電荷排出構造を有した固体撮像素子の駆動方法であって、前記第1群の光電変換素子に蓄積された電荷を前記垂直転送部へ読み出した後、前記光電変換部に蓄積された電荷を排出し、つぎに、前記第2群の光電変換素子に蓄積された電荷を前記垂直転送部へ読み出し、つぎに、前記第1群の光電変換素子から読み出した信号電荷と前記第2群の光電変換素子から読み出した信号電荷とをそれぞれ独立に変換して前記信号電荷検出部から出力することを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H01L 27/146
引用特許:
審査官引用 (1件)

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